日本駅巡り紀行
桜水駅
桜水駅は福島交通飯坂線の駅で、同線の運行上の拠点駅。1975年に開業した飯坂線で最も新しい駅で利用者もそこまで多くはないが、車両基地や福島交通鉄道部がある主要駅。当駅の開業まで運行拠点の機能は曽根田駅にあった。
島式ホーム1面2線の線路配置で、鉄道部の建物の片隅に設けられた駅舎とホームの間は飯坂線で唯一地下道での連絡である。
駅舎
駅舎は県道から道路を挟んで反対側にある。2階建ての立派な駅舎だが、その多くは福島交通鉄道部の事務所である。
駅前
駅舎の前の空間は駐車場となっている。
改札
当駅は飯坂線の中間駅では唯一の終日有人駅。改札の先は北国らしいクローズドな通路で、突き当りにはホームへの地下道の入り口がある。
ホームへの地下道
昭和な空間
ホーム 左：福島方 右：飯坂温泉方
ホームは幅広い島式1面2線で、上屋に覆われている。ホームの飯坂温泉方に地下道があり、駅舎とは少し離れているのが分かる。
車両基地
駅の東側には飯坂線で唯一の車両基地が広がる。この頃は7000系のみ留置されていた。右写真奥に写る赤茶色の倉庫はかつて福島交通を走っていた電車の廃車体である（現地では存在に気付かず、帰ってから存在を知った）。
県道から見た桜水駅
駅名標
・駅のデータ
沿革 1975（S50）年8月20日：開業
駅のある地点：飯坂線福島起点4.2km
・ページのデータ
取材：2015年8月12日
公開：2017年11月15日
更新：公開後未更新