日本駅巡り紀行

日ノ出町駅

[ 日ノ出町駅 ひのでちょうえき KK39 ] 神奈川県横浜市中区
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
黄金町駅(浦賀方面)←京急本線戸部駅(品川方面)

日ノ出町駅は京急本線の駅で、開業時には湘南電気鉄道と京浜電気鉄道の接続だった。湘南電気鉄道は設立時には黄金町から直進して桜木町に至る計画だったが、当駅でカーブして京浜と接続すると決めたことで現在の路線網が定まった。当駅付近から桜木町に向けて線路用地の跡が現在でも地図で読み取れる。

駅は桜木町や野毛山動物園に近く、優等列車としてエアポート急行が停車する。

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 駅舎
駅舎は高架下にあり、地面からは階段を少し登った先にある。

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 駅前
駅前の通りは桜木町から伸びて当駅付近から弘明寺付近まで京急線と並行する幹線道路。

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 駅出入口
当駅の出入口は高架橋の直下の他にもう1ヶ所ある。京急ストアの脇の通路を通って改札に通じている。三角形の駅名標が特徴的。

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 駅前

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 改札

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 ホーム 1枚目:品川方 2枚目:浦賀方
開業時は2社の境界駅だったが、直通運転を前提としていたため当初から相対式2面2線の線路配置である(湘南電鉄開業時の京浜は馬車軌間だったが、横浜〜日ノ出町間は当初から標準軌で敷設された。横浜以北は1933年に改軌され、品川〜浦賀・逗子方面の直通運転が開始された)。

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 ホームの柱
アーチ状のホーム上家や化粧タイルに覆われた柱などに、開業時からの面影が見られる。

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 品川方
当駅の北には野毛山をくぐる長いトンネルがある。

黄金町駅(浦賀方面)←京急本線戸部駅(品川方面)

・駅の沿革
1931/12/26:京浜電鉄・湘南電鉄の境界駅として開業(施設としては当初から中間駅)|1941/11/01:両社の合併により名実ともに中間駅となる

・ページのデータ
取材:2021/12/29
公開:2022/07/16
更新:公開後未更新

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