日本駅巡り紀行

水戸駅

水戸駅

[ 水戸駅 みとえき  ] 茨城県水戸市
橋上駅舎
構造:地上ホーム・島式4面8線
偕楽園駅(臨)(上野方面)←常磐線→勝田駅(いわき方面)
水郡線→常陸青柳駅(郡山方面)
大洗鹿島線東水戸駅(鹿島神宮方面)

水戸駅は常磐線・水郡線・大洗鹿島線の駅で、茨城県の県庁所在地・水戸市の中心駅である。利用者数も茨城県内では最多級だが、2019年の統計では取手駅に若干負けている(なお、つくばエクスプレスの開業までは取手駅に大きな差をつけられていた)。

4面のホームに加えて留置線も備えた大きな駅で、南北の出入口には駅ビルが併設されている。水戸市の中心市街地の南東端に駅はあり、水戸城址が駅のすぐ北側に隣接している。

なお、鹿島臨海鉄道にとっては利用者数最多のターミナル駅だが、出改札業務は鹿島臨海鉄道の分も含めてJR東日本が行っている(無人駅からの乗車客に対しては車内での運賃収受を行っている)。

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 北口
橋上駅舎で、南北に出入口がある。北口はJR東日本グループの運営する駅ビル「EXCEL」となっている。

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 北口駅前(2階)
改札階がそのままペデストリアンデッキに通じている。

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 水戸黄門像
黄門様と助さん格さんの像がある。

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 北口駅前(1階)
1階は駅前広場になっており、バス用とタクシー・一般車用のロータリーが設けられている。

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 南口
南口のほうが駅舎は新しく、北口の「EXCEL」と同じ運営主体の「エクセルみなみ」という駅ビルとなっている。

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 南口駅前(2階)
南口も改札階がペデストリアンデッキとなっており、ホテルや商業施設などに通じている。南口は貨物ヤード跡地を再開発した地域で、さらに駅開業時まで遡れば駅前一帯が沼地だった。

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 改札
紫色の門が特徴。

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 1・2番線ホーム 1枚目:終端方 2枚目:郡山方
最も北口側にある1・2番線は水郡線用のホームで、電化されていない頭端式ホームである。

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 水郡線駅名標

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 3〜7番線ホーム 1枚目:上野方 2枚目:いわき方
3〜7番線は常磐線(・水戸線)ホーム。3・4番線が下り列車、5・6番線が折り返しを含む上り普通列車・水戸線直通列車、7番線が上り特急列車用に使用される。

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 7・8番線ホーム
特急ホームにあるE653系を模したキオスクは、水戸駅に特徴的なスポットの一つ。

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 ヤード
南口側はかつて貨物ヤードがあった場所で、現在でも留置線が設置されている。なお、貨物施設は駅の西側に移転し、さらに2012年以降は貨物列車の発着がなくなっている。

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 常磐線駅名標

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 7・8番線への入り口
鹿島臨海鉄道は常磐線の構内を間借りするように8番線から発着する。7・8番線は特急と鹿島臨海鉄道のみの発着ホームであるため、かつては中間改札が設けられていたという。現在でも、ICカードが利用できない鹿島臨海鉄道への乗り換え客のために簡易ICカード改札機が設けられている。

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 8番線ホーム 1枚目:終端(上野)方 2枚目:鹿島神宮方
鹿島臨海鉄道は8番線のみから発着する。

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 駅名標
駅名標はJR東日本デザイン。当駅では大洗鹿島線は小豆色で案内されている。

偕楽園駅(臨)(上野方面)←常磐線→勝田駅(いわき方面)
水郡線→常陸青柳駅(郡山方面)
大洗鹿島線東水戸駅(鹿島神宮方面)

・駅の沿革
1889/01/16:現在の水戸線の終点駅として開業|1897/02/25:いわき方面へ延伸|1897/11/16:現在の水郡線が乗り入れ|1985/03/14:大洗鹿島線が乗り入れ

・ページのデータ
取材:2022/07/17
公開:2023/06/04
更新:公開後未更新

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