日本駅巡り紀行

7000形(上信電鉄)

[ 7000形 ] 上信電鉄上信線

7000形は上信電鉄上信線の車両で、上信電鉄が保有している車両の一つ。富岡製糸場の世界遺産登録を前に30年ぶりに導入された上信線向けのオリジナル車両で、2両編成1本のみ在籍している。

上信電鉄では標準的な20m3扉車で、車体は全鋼製、1M1Tの2両固定編成。製造は小ロットでの製造に対応していることから新潟トランシスが行った。VVVFインバータ制御・ボルスタレス台車・ワンハンドルマスコンなど同社初の機器を多く導入している。

外観は沿線の学生のデザインによるラッピング。内装は今のところ同社では唯一のセミクロスシート。JR701系改造の700形を2019年度以降は投入していることから、1000形・6000形に続いて1編成のみの車両となりそうである。

外観

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 佐野のわたしにて 高崎方より
湘南顔の外観で、どことなく西武3000系に似ている。

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 東富岡停車中 高崎方より
スカートと踏み台が前面に飛び出しているのが特徴的。

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 西富岡にて 下仁田方より
下仁田方のデハ7501はダブルパンタで、高崎方のデハ7001とは雰囲気が異なる。

内装

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 内装
内装は扉間がセミクロスシート、車端部がロングシートという座席配置。座席は青、化粧板はベージュで既存の上信電鉄の車両とは雰囲気がかなり異なる。

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 座席
セミクロスシートは固定ボックスシートで、窓割りと対応している。ボックスシートがJRなどで採用されている片持ち式でない、ボックスシート裏面の化粧板が左右共通など費用削減の努力が見える。優先席はピンク色。

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 ドア
このデザインで社内案内装置がないのは逆に違和感がある。

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 運転室背面

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 運転台
JR東日本の車両と類似点が多いように見える。

・形式のデータ
沿革 2013/12/03:営業開始
編成数・両数(2019年現在):1編成2両

・ページのデータ
取材:2018/07/16
公開:2019/10/27
更新:公開後未更新

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