中央前橋駅は上毛電鉄上毛線の起点駅。前橋駅が中心市街地から完全に外れた位置にあるのに対し、中心市街地の東側に接するような位置にある。「中央」を駅名の前につけるのはここと中央弘前駅くらいで、全国的にも珍しい。
櫛形ホーム3面3線の線路配置だが、実際には1面2線のみを使用している。駅舎は2000年に建てられたもので、総ガラス張りの外観は特に夜間によく目立つ。
駅舎
総ガラス張りのモダンな建物。かつては駅ビルがあったがテナント撤退により現在の駅舎へと建て替えられた。
駅舎近景
夜間の駅舎
総ガラス張りの外観と「中央前橋駅」という大きな電飾は夜間にはとても良く目立つ。
駅前 1枚目:出口から左側 2枚目:出口から右側
駅前広場の一部は広瀬川の上に蓋をする形で作られており、駐輪場は完全に川の上にある。駅前広場からは前橋駅へのシャトルバスが発着する。
駅周辺(駅前の歩道橋上より)
駅は前橋市中心市街地(写真右手)の東端に接するように設けられている。他の地方都市と同様、中心市街地の地盤沈下が課題となっている。
北口
駅舎の裏側にも小さな出入り口がある。
駅舎内
駅舎は平屋だが、高さは2階分ほどある。駅舎の中央部は平面図で見ると大きく凹んでおり、駅構内に光を取り込んでいる。
ホーム 1枚目:中央前橋方・2枚目:西桐生方
3面3線の櫛形(頭端式)ホームだが、このうち中央の2・3番線のみを使用し、残る2面のホームは閉鎖されている。なお、残るホームには標識すらなく、向かって左から1〜5番線なのか2・3・1番線なのかも分からない。
西桐生方
2番線の西桐生方にはピットが設けられている。
写真左手の白い建物は上毛電鉄の本社。右手を流れるのは広瀬川で、数百mだけ線路と並行する。駅名だけでなく川との位置関係も中央弘前駅と似ている。
駅名標
・駅のデータ
沿革 1928/11/10:開業
駅のある地点:上毛線中央前橋起点0.0km
・ページのデータ
取材:2019/07/08・2020/03/20
公開:2021/01/17
更新:公開後未更新