日本駅巡り紀行

取材:2011年8月4日
公開:2011年9月26日
更新:公開後未更新

信州中野駅

 [ 信州中野駅 しんしゅうなかのえき ] 長野県中野市
 延徳駅    ←長野線→  中野松川駅

 信州中野駅は中野市の中心駅で、2002年までは長野電鉄河東線(通称:木島線)も通じていた長野電鉄長野線の中核駅です。普通列車はほぼすべて当駅で系統が分断されていて、当駅から湯田中方は本数が約2分の1になります。

 相対式・島式混合3面4線の線路配置で、4番線は主に当駅〜湯田中駅間の区間列車、2・3番線には主に特急と長野方面の列車が発着し、1番線には2002年まで木島線が発着していました(現在は閉鎖中)。駅ビルを備えた橋上駅で、駅周辺には中野市の中心市街地が広がっています。

 
おそらく長電で最も大きな駅舎はテナントが入居する駅ビルになっていて、駅舎の中に改めて駅の入り口があるような、少し不思議な構造になっています。

 
駅前にはロータリーが整備されていて、その奥にはながの東急百貨店のサテライトショップ(支店のようなもの)があります。近くには山が迫っていて、市街地も低そうなため眺めはきれいです。

 
 左:西口 右:西口駅前
駅舎から改札への通路はそのまま駅の反対側につながっていて、西口にも小さなロータリーが整備されています。周辺は地方都市によくある広々とした住宅地です。


改札は2階にあります。発車標はフラップ式というパタパタするものが今でも使われています。

 長野方より 左から1〜4番線
もともと分岐駅だっただけあって構内は広く、現在は4つある線路のうちの3つを使用しています。基本的には最も東側の4番線が湯田中方面の列車、3番線が主に長野方面の列車、2番線が長野方面の列車に使われています。

 

 
 共に1番線ホーム(閉鎖中)
乗客が入れない1番線はもともと木島線が発着していたホームで、現在でも「中野北」を消した跡がわかる駅名標や廃止時の時刻表など、まだ木島線時代の跡が残っています。しかしその一方で金網でホームをふさぐなど、ずいぶんと手の込んだホームの閉鎖をしています。

 


当駅では、長野電鉄で見られる様々なタイプの駅名標を見られます。

延徳駅 

長野線

中野松川駅 

長野方面

長野電鉄

湯田中方面

トップへ