福武線は当初、現在の併用軌道と鉄道の境界(鉄軌分界点)付近に終点駅「福井市」駅を設けていたが、併用軌道区間の開業と同時に福井市駅が南に移設されて出来たのが当駅である。移設後は「福井新」駅という珍しい駅名が特徴的だったが、同じ命名法の武生新駅とともに2010年に改称された。
駅舎
駅舎は2階建てだが、駅施設は1回のみを使用している。かつてはグループの福鉄観光社がが入居していた。
駅前
改札
朝夕は有人駅で、券売機も設置されている。駅舎内は待合室になっている。
ホーム 1枚目:越前武生方・2枚目:田原町方
島式ホームで、柱の基部にホーム切り下げの痕跡が見える。
ホームから見た駅舎
正面から見た印象よりも駅舎は大きい。
越前武生方
田原町方
福武線の鉄道区間では唯一、どちらの方向を見ても複線区間。
駅名標
かつては「福井新」駅を名乗っていたが、実態は単なる中間駅であるためか、武生新→越前武生とは異なりターミナル感のない駅名に改称された。
・駅のデータ
沿革 1925/07/26:福井市駅として開業(現在の鉄軌分界点付近)|1933/10/15:軌道区間開業により現在地に移転・福井新に改称|2010/03/25:赤十字前に改称
駅のある地点:福武線越前武生起点17.8km
・ページのデータ
取材:2019/08/10
公開:2020/05/17
更新:公開後未更新