上市駅は富山地鉄本線の中核的な中間駅で、上市町の中心駅です。開業時の駅名は上市口駅で、上市駅はこの駅よりも東に600mほど行ったところにありましたが、1943年に上市口〜上市間が廃止されたため現在の駅名になりました。
路線の中間駅にもかかわらずスイッチバック構造になっているという変わった駅で、そのため本線のすべての列車が当駅で方向転換を余儀なくされます。2面3線の櫛形ホームで駅舎は駅ビルとなっていますが、現在はテナント数が減り、JAがメインの入居者となっています。
駅舎
駅舎はコンクリート造りの無機質な建物で、建物の中にはJAなども入居しています。
駅の玄関にはツバメが住み着いているようでした(「駅」の上)。
コンコース
主に建物の1階は駅舎、2階はJAになっています。かつては駅舎内にもっと多くの店舗があったようで、廃墟のようになっている部分もあります。
改札
改札の前の待合スペースは広くとられています。
改札前より 左から2番線、1番線、3番線
折り返し構造のホームで、駅舎はホームの付け根にあります。ホームの番号は奇妙な振られ方をしています。
駅名標です。
・ページのデータ
取材:2011年8月6日
公開:2012年3月15日