江波停留場は広島電鉄江波線の停留場で、江波線の終点。広島電鉄に3つある車庫の1つ・江波車庫が所在しており、車庫への入出庫のために1日2往復のみ白島線直通の9号線が発着する。
江波地区の本来の中心部は当停留場よりも南の江波山周辺で、江波線の建設目的だった三菱重工の工場はその更に南にある。しかし、それらの地区へは江波山をトンネルまたは迂回により越えなければならないことから、当停留場からの延伸は具体化していない。
乗車ホーム入口
舟入通りから軌道が外れたところに停留場がある。乗車ホームは駐輪場への歩道を兼ねている。
停留場周辺
南側(停留場から見て右手)に数百m〜1.5km前後進んだところに江波の中心部や江波山、三菱重工業江波工場がある。
ホーム 1枚目:土橋方 2枚目:終端方
相対式ホーム2面2線で、乗車ホームと降車ホームに分かれている。乗車ホームは広く、上屋に覆われているが、降車ホームは狭く上屋・駅名標などもない。
降車ホーム出口
降車ホームは出口も小さい。
終端部(入出庫線兼引上線)
停留場を出た先には江波車庫への入出庫線があり、引上線を兼ねている。
江波車庫
江波車庫は6・8・9号線を担当しており、単車のみが所属している。バスの車庫も併設された広い敷地で、江波車庫・江波停留場ともに陸軍の射的場の跡地に建設されている。
駅名標
・停留場の沿革
1954/01/08:江波口停留場として開業。後に江波に改称
・ページのデータ
取材:2023/07/15
公開:2024/11/23
更新:公開後未更新