日本駅巡り紀行

公開:2010年10月4日
更新:2011年1月30日(デザイン変更)
/2011年3月11日(3050形に関する記事を分離)

3000形‐京成電鉄

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 3000形電車は京成電鉄の保有する通勤電車で、3300形などの旧型の普通列車用電車を置き換えるために投入されました。

 ほとんどの編成は6両編成で、京成本線、千葉線、東成田線、芝山鉄道線などで普通列車として活躍しているほか、3001編成は8両編成で浅草線、京急線などにも乗り入れる優等列車運用に充当され、2009〜2010年度に製造された7次車は3050形とも呼ばれ、8両編成で成田スカイアクセス線のアクセス特急運用に入っています。(3050形のページを参照)

 外装はステンレス地に赤と青のラインが引かれ、内装は少しピンクがかった化粧板に赤系の座席モケットです。
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外観‐3050形以外

3013編成‐江戸川にて
京成電鉄の新標準設計ともいうべきデザインで、塗装などを除けば新京成N800形や北総8500形と外観は瓜二つです。
赤帯がそれまでの京成電鉄の車両よりも細くなったのが特徴で(青帯はもともと細い)、先頭は貫通路が助手席側に寄せられ種別表示枠がなくなりました。

3008編成
パッと見て大きな差はわからないかもしれませんが、上の編成は行き先表示が通常の3色LED、下の編成はフルカラーLEDとなっています。2009年よりはじめられた改造で、最終的には全編成がフルカラーLED式になるそうです。

内装

 
車内はアイボリーホワイトの化粧板にワインレッドのモケットで、優先席には青色のモケットが使用されています。
新しい電車の割に座席はバケット式ではありませんが、なかなかクッションは効いているので乗り心地は良好です。


車椅子スペースは車端部ではなく先頭車の運転室側のドア間にあります。



ドアはステンレスで化粧板はなく、ドアの上にはLED式の情報表示機と路線図が交互に配置されています。


運転台はグレー系統でまとめられています。ワンハンドル式で、速度計などのグラスコックピット(画面にデジタル表示する方式)化は行われていません。

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