日本駅巡り紀行

取材:2010年5月30日など(5月30日以外撮影の写真には特記)
公開:2011年1月30日
更新:公開後未更新

海浜幕張駅

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 [海浜幕張駅 かいひんまくはりえき Kaihim-Makuhari station] 

 海浜幕張駅はJR京葉線の駅で、幕張副都心の最寄駅です。

 武蔵野線直通、京葉線ともに多数の折り返し列車が設定されているほか特急の過半数も停車し、駅周辺の規模の大きさがうかがえます。周辺は幕張副都心の中心部で、マリンスタジアムは少し遠いですが幕張メッセや周辺のオフィスビル、住宅街などの関係者は多数がこの駅か幕張本郷駅からのバスかを利用します。

 改札は2か所あり、片方は臨時改札でしたが2010年の7月時点で臨時改札から改札機が全撤去されているのを確認しました。
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北口です。駅の出口から駅前のバスターミナルまで雨除けの大きなひさしが続いています。

 
駅前は幕張本郷、マリンスタジアムなどへのバスが発着するバスターミナルになっているほか、周辺にはオフィス街や商業地区が広がっています。
駅前東側にある交番の形はユニークです。

  
1番左の写真のみ2010年1月20日撮影

南口です。こちらは北口に比べて商業、住宅地区的な要素が強く、アウトレットモールがあるほかホテル、大型マンション街などがあります。


改札は幕張メッセでの催事やラッシュアワーなどに備えて広く作られています。


南口の数十m脇にあるこの謎の階段が臨時の出入口です。催事などに備えて作られたようですがあまり南口に比べて立地が優れていないことや、もともと南口だけでもかなりの人数をさばけることから使用頻度は高くありません。


臨時出口につながる臨時改札口。普段はシャッターで覆われています。コインロッカーがありますが、よくそのコインロッカーをふさぐような形で各地の地元食材の販売などが行われています。

2010年7月5日撮影
偶然シャッターが開いた時の臨時改札。精算機、改札機ともに撤去が進んでいて、あまり使う気はなさそうに見えます。

2010年7月6日撮影
その次の日。とうとう改札機が全滅しました。その後の動向はわかりませんが、おそらくもう臨時出口としてこのスペースが復活することはないのでは、と思います。


ホームは島式2面4線で、内側の2線は折り返しや退避に使われています。もともとはこの2線はなく、武蔵野線列車を当駅まで延長するために地元の負担で作ったそうです。


南船橋と同じように、上り線側には貨物退避線用の用地があります。海浜幕張〜新習志野間は昔はもっと大掛かりな設備を作る計画だったのか、このような謎の路盤や線路のスペースが大量にあります。


駅名標です。

新習志野

京葉線

検見川浜

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