日本駅巡り紀行

公開:2011年1月17日
更新:公開後未更新

E233系5000番台

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 E233系5000番台はJR東日本が京葉線向けに投入している通勤電車で、中央線などに投入されたE233系0・1000・3000番台などをベースにしています。現在増備が進行中で、最終的には210両を投入し京葉線のE331系以外の形式を置き換える予定です。

 車内はほかのE233系シリーズとほぼ共通で、モケットのみが変更されていて、車体には205系以降の京葉線他形式と同じくワインレッドの帯がまかれています。
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外観


ケヨ501編成、舞浜にて‐ヘッドマークは京葉線全通20周年記念のもの

顔などはほか(常磐線用の2000番台以外)のE233系と共通で、帯の色のみが外見上の唯一の差です。
このワインレッドの帯色はなかなかE233系に似合っているような気がします。


外部の行き先表示にはフルカラーLEDが使われています。武蔵野線と区別するため路線名も表示されますが、京葉線のワインレッドが結構きついため種別の色と合わせるとあまりきれいではない色の組み合わせになります。


E233系の外見上の大きな特徴の一つはドア窓の形(後述)とこの運転席の広さです。一番前の扉間のスペースが減っていますが、幅広車体になったためこれでも201系や205系よりは定員が多いらしいです。

内装


車内です。京葉線205系にも通じるところがある寒色系のモケットが採用されています。

 
貫通路の扉窓は大きく、毒ガステロなどに備えて全車両間に2枚の貫通扉が設置されています。
先頭車の車端部には車いすスペースが設置されています。消火器収納スペースのデザインがかっこいいです。


荷棚がパイプ式でも網式でもなくアルミ板なのが特徴です。しかし、革製のバックとかを置くと下からの除き穴(スリット)に引っかかって傷つきそうです。


JR東日本の客室先頭部のデザインは、運転台広さの都合でドアとの間の隙間の大きさが形式によって変わっているだけで209系の500番台からあまり変わっていない気がします。


通勤電車ながら高運転台で、グラスコックピットが採用されています。


ドアは内側に化粧版があり、窓が四角く広いのが特徴です。ドア上には近頃では標準装備となったような感もあるLCD(液晶ディスプレイ)が設置されています。

おまけ


トップナンバー。運が良ければ出会えます。

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