日本駅巡り紀行

公開:2011年1月17日
更新:2011年1月30日(バグ修正)

205系-京葉線

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 205系はJR京葉線で使われる電車で、国鉄〜JR東日本・JR西日本にかけて首都圏や京阪神地区に集中投入された通勤電車です。京葉線には東京駅延伸開業の1990年から投入されました。

 京葉線用の全17編成のうち5編成は山手線などからの転属車で、残り12編成は京葉線全通に伴い導入された編成でほかの205系とは異なる個性的な顔立ちで、異色を放っています。

 帯色はワインレッドで、車内の座席モケットなども京葉線独自のものに交換されています。
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編成写真‐京葉線オリジナル顔編成(◆は東京方より、◇は蘇我方より、特記以外は舞浜にて)

   

   

   

左上から順に◇ケヨ1編成、◆ケヨ2編成(海浜幕張にて)、◇ケヨ3編成、◇ケヨ4編成、◇ケヨ5編成、◆ケヨ6編成(撮影地不明、二俣新町にて?)
◇ケヨ7編成、◇ケヨ8編成(市川塩浜にて)、◇ケヨ9編成、◇ケヨ10編成、◇ケヨ11編成、◇ケヨ12編成

白いマスクに丸くて横に並んだライトという、それまでの205系の顔(下の5編成と同じ)と大きく違うデザインの顔が使用されています。

編成写真‐転属編成すべて舞浜にて、蘇我方より

  

 

左上から順にケヨ22編成、ケヨ24〜27編成

ケヨ24〜ケヨ27編成は山手線に投入された量産先行車で、側面窓に田の字窓と呼ばれる上下段に分かれた窓が使用されているのが特徴です。

車内‐オリジナル顔編成

 
モケットは独自の青色のものが使われています。


ドアの窓は縦に長い後期型(205系のドア窓は製造時期によって大きさが違う)です。また、ドアの自他には黄色いすべり止めパットが敷かれています。


先頭の窓はほかの205系に比べ大きめです。

 
運転台は2ハンドルマスコンで、左側には京葉車両センター所属者につけられる停車駅通過防止用の装置がついています。

車内‐転属編成


モケットなどはオリジナル顔編成と同じですが、ドアや扉間の窓の形が違うことがわかります。
また、ドア下の黄色いパットは敷かれていません。

※すでに205系はオリジナル顔編成から順に京葉線から撤退が進んでいて、最終的にはE233系によって全編成が置き換えられる予定です。
オリジナル顔編成は日光線に4両編成化されて転属するとうわさされています。

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