[ Schwebebahnstation Vohwinkel フォーヴィンケル駅 ] Vohwinkel, Wuppertal
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
Wuppertal Schwebebahn→Bruch(Oberbarmen方面)
ヴッパータール空中鉄道→ブルフ駅(オーバーバーメン方面)
フォーヴィンケル駅はヴッパータール空中鉄道の西側の終点駅で、ヴッパータール市フォーヴィンケル地区の中心部に位置している。空中鉄道の車庫・工場が併設されている。
ホームは乗降分離された相対式2面2線の構造で、終端にループ線と車庫があるために駅の形状は扇形に広がっている。駅は道路脇に設けられており、道路・川以外の上に駅があるのは空中鉄道で唯一。当駅は数百m東のDBフォーヴィンケル駅隣接地で開業したが、1908年に現在地に移転した。現在の駅舎は空中鉄道リニューアルの一環で2007年に建て替えられたもので、ガラス張りのモダンな建物。
駅外観
線路が道路脇に逸れたところに駅が設けられている。駅舎の建物は新しく、地上はカフェや売店になっている。
南側出入口
南側の出入口は道路に面している。手前の階段が乗車ホームへ通じている。
駅前(南口から東側)
西側は空中鉄道の路線が道路を覆う区間。高架下にタクシー乗り場がある。
駅前(南口から南・西側)
駅の南・西側は坂となっている。南側の坂道はDBフォーヴィンケル駅からのトロリーバスの通り道で、坂を登ってゾーリンゲン(Solingen)に通じる。
北側出入口
北側の出入口は住宅地に面している。
駅前(北口)
駅前は集合住宅主体の小さな団地。
駅前(北口から西側)
駅の西側の車庫の下(地上部)は空中鉄道の事務所になっているようだった。
駅の南北通路
両出入り口を繋ぐ通路にはホームへの階段とカフェ・売店が面している。
降車ホーム 1枚目:終端方 2枚目:オーバーバーメン方
終端部にループ線があるため、ホームは末広がりの形態になっている。
終端部
終端部の上下線間には信号扱い所があり、その裏側が折り返し用のループ線となっている。
ループ線と車庫
ループ線の奥には車庫がある。ランゲン式の分岐機構は単純で、水平移動により直線と曲線のレールが切り替わる。
車庫(夕方)
朝夕の前後には入出庫列車があるため、昼間は閉じられている車庫の扉が開く。
乗車ホーム 1枚目:終端方 2枚目:オーバーバーメン方
終端部
ループ線のカーブがかなり急なことがわかる。
オーバーバーメン方
駅を出るとすぐに道路の上に線路が移り、ここからは全区間が道路または川の上となる。
駅名標
Wuppertal Schwebebahn→Bruch(Oberbarmen方面)
ヴッパータール空中鉄道→ブルフ駅(オーバーバーメン方面)
・駅のデータ
沿革 1901/05/24:開業(現在地より東側)/1908:現在地に移転/2007/10/06:新駅舎が供用開始
駅のある地点:Vohwinkelから0km
・ページのデータ
取材:2020/02/24
公開:2020/03/28
更新:公開後未更新
・このページの場所
日本駅巡り紀行(サイトトップ)→駅・車両のページ(コーナー目次)→Wuppertal Schwebebahn(ヴッパータール空中鉄道)→Vohwinkel駅