日本駅巡り紀行

Farringdon駅

[ Farringdon駅 ファリンドンえき ] Clerkenwell, London
地上駅舎
構造:掘割ホーム・相対式2面2線
King's Cross St Pancras駅(Hammersmith方面)   ←London地下鉄Hammer smith & City線/Circle線/Metroporitan線→   Barbigan駅(Barking方面)

Farringdon(ファリンドン)駅はロンドン地下鉄Hammersmith線等の駅で、ナショナル・レール(Thamesink テムズリンク)との乗換駅。世界初の地下鉄区間の東端駅だが、開業当初から若干移設されている。将来的にはCrossrailと呼ばれる新路線との乗換駅となり、拠点性が向上する予定。

掘割内に設けられた相対式ホーム2面2線の地上駅で、Thameslinkの相対式ホーム2面2線と背中合わせの全体で3面4線の構成となっている。改札・駅舎は分かれているが、駅構内でも両者は接続している。

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 地下鉄駅舎
ホームが掘割内にあり、駅舎は地上に設けられている。

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 地下鉄駅舎から見たナショナル・レール駅舎
道路を挟んで両者の駅舎は向かい合っている。かつては駅舎を共有していたため、現在も乗り換えは改札内で行える(後述)

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 駅前
駅前の通りは線路の両側の道路を結ぶように設けられており、事実上は駅へのアクセス専用路。

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 地下鉄改札

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 臨時改札(改札内から)
上写真の改札から線路の上の通路を真っ直ぐ進むとラッシュ時のみ使われている改札がある。

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 構内のモニュメント
ロンドン地下鉄で使われる書体の原型「Johnston Sans」やロゴタイプをデザインしたEdward Johnstonに関するもの。

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 ホーム 左:Hammersmith方 右:Barking方
相対式ホーム2面2線の線路配置で、構内でS字にカーブしている。天井が高く掘割の幅も広いため中心部のロンドン地下鉄駅には珍しい開放的な構内。

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 Barking方
Farringdon~Mooagate間はかつて地下鉄とThameslink支線が並走する複々線区間だったが、現在は地下鉄の2線のみが使用されている

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 Hammersmith方
駅のすぐ北側で地下鉄とThameslinkは立体交差して位置を入れ替える。

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 Thameslinkホーム
地下鉄の西行ホームの壁を挟んで裏側にはThameslinkのホームがある。Thameslinkのホームは相対式ホーム2面2線で、上から見ると両者を合わせて3面4線。

ホーム
 跨線橋から見た駅構内

ホーム
 乗換通路
乗換通路は新しく、チューブのような未来的なデザイン。

駅名標
 駅名標

 

・駅のデータ
沿革 1863/1/10:開業

・ページのデータ
取材:2020/02/15
公開:2020/03/17
更新:公開後未更新

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