日本駅巡り紀行

東急こどもの国線

[ こどもの国線 こどものくにせん ] 東急電鉄(第二種鉄道事業者)・横浜高速鉄道(第三種鉄道事業者)
長津田〜こどもの国(3.4km)

東急こどもの国線は長津田駅とこどもの国駅を結ぶ路線で、横浜高速鉄道が所有し東急が運行を行う。車両は横浜高速鉄道が所有しており、運賃・改札も東急各線とは分離されているなど、独自色の強い路線となっている。

こどもの国は1965年に当時の皇太子(平成時代の天皇)の結婚を記念して開園した施設で、その土地は戦中までは日本軍の弾薬庫だった。こどもの国線は長津田駅から弾薬庫までの引き込み線を利用して1967年に整備されたアクセス路線で、こどもの国協会が保有し、長津田駅に乗り入れる東急が運行を行う体制とされた。開業時から30年ほど、こどもの国の開園時間帯のみの運行とされるなど同園へのアクセス専用の路線として運行されていたが、沿線の宅地化の進行により通勤需要が高まっていた。

そのため数年間に渡る工事を経て2000年に「通勤線化」がなされ、途中に恩田駅が新設されたり運行時間帯が伸びたりするなどした。また、通勤線化に向けて施設はこどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡され、車両も東急の中古車から横浜高速鉄道の新車へと置き換えられた。

駅紹介

全線単線で、引込線だった名残から長津田駅付近には急カーブが存在する。途中の恩田駅は行き違い可能駅であるとともに、東急の長津田車両工場への引込線も分岐している。

長津田駅 KD01|地上ホーム・橋上駅舎|田園都市線接続・JR横浜線乗り換え
恩田駅 KD02|地上ホーム・地上駅舎
こどもの国駅 KD03|地上ホーム・地上駅舎

車両

横浜高速鉄道Y000系

運行

準備中

・路線のデータ
開業日 長津田〜こどもの国間:1967/04/28
路線長:3.4km
単線/複線 全線単線

・ページのデータ
公開:2020/09/27
更新:公開後未更新

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