日本駅巡り紀行

7600系(東京急行電鉄)

 

[ 7600系 ] 東京急行電鉄 東急多摩川線・池上線用

 7600系は東急電鉄の保有する通勤型電車で、現在は東急多摩川線・池上線で使用されています。7600系の元となった7200系は1967年か ら72年にかけて登場した形式で、田園都市線・大井町線などで運用されていましたが、1980年代に全編成を池上線・目蒲線に集約することになりました。 しかし、その際に電動車が不足して先頭車が余りました。そのため、1986年に余剰車を電装して7600系とし、車両の有効活用を図りました。

 形式の誕生後も何度かの改造が行われ、最終的には3両編成3本の陣容となりました(記事執筆時点ですでに1編成は引退)。内装は1996年にワン マン化改造された際に大幅に改造され、1000系や9000系に準じた内装になっています。また、中間車は先頭車の中間車か改造車で、妻面の形がとても特 徴的です。

外観

7602他3両
 7602編成 五反田・多摩川方より 鵜ノ木〜下丸子間にて
先頭部は7700系のような切妻ではなく、立体的な形状となっています。全編成が、「歌舞伎塗装」と呼ばれる特徴的な塗装に塗られています。

連結部 連結部
中間には、先頭車から中間車に改造された車両が組み込まれています。車内側から見た写真で分かる通り、乗務員室扉は実際には完全にふさがれています。

車内

車内 先頭車車内
暖色系の色合いでまとめられた、1000系に準じた内装です。

車内 車端部
貫通路は幅広く、扉はありません。

車内 中間車化改造車車内
中間車化改造された部分の車内は車いすスペースに使われています。先頭車の特徴的な形状が妻面の窓の方向に反映されています。

車内 車内
 運転台(右写真が見づらくて済みません)
運転台の景気の配置などはほとんど1000系や7700系と変わりません。

・ページのデータ
取材:2014年3月9日
公開:2014年月日
更新:公開後未更新

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