日本駅巡り紀行

国分寺駅(JR)

国分寺駅(西武)

[ 国分寺駅 こくぶんじえき ST01 ] 東京都国分寺市
橋上駅舎
構造:地上ホーム・島式2面4線(中央線)|地上ホーム・単式1面1線(国分寺線)|高架ホーム・単式1面1線(多摩湖線)
西国分寺駅(高尾方面)←中央線→武蔵小金井駅(東京方面)
恋ヶ窪駅(東村山方面)←西武国分寺線
一橋学園駅(多摩湖方面)←西武多摩湖線

国分寺駅は国分寺市の中心駅で、中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線が乗り入れる。西武の2路線は当駅を起点としており、西武鉄道の駅のうち23区外にある駅では最も利用者数が多い。

国分寺駅は当初は甲武鉄道(中央線)の中間駅として開業し、19世紀末には川越鉄道(国分寺線)との分岐駅となった。20世紀に入ると多摩湖鉄道が乗り入れ、さらに1980〜90年代にかけて大改良が行われて現在に至っている。

駅舎は橋上駅舎で、掘割の中に中央線・国分寺線のホームがある。中央線は上下線ともに退避可能な構造で、終日に渡って快速と特快の緩急接続や特急の通過待ちを行う。国分寺線は島式ホームの片側を使用している。多摩湖線は他の2路線からは少し離れたところにホームがあり、間は連絡通路で結ばれている。

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 南口
南北に出入口がある。南口はMARUIを核テナントとする駅ビル「セレオ国分寺」の中にある。

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 南口駅前
駅前広場は小さく、広い歩道とタクシー乗り場があるのみ。駅前広場は変形五差路の結節点にもなっている。

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 北口
北口は再開発ビル「シティタワー国分寺ツイン」の中にある。

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 北口駅前
南口に比べて駅前広場は広く、バス乗り場もある。

中央線

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 JR改札
改札はJRと西武で分かれている。

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 1〜4番線ホーム 1枚目:東京方 2枚目:高尾方
中央線ホームは島式2面4線で、上下線ともに当駅で緩急接続を行う。

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 駅名標

西武線

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 西武改札(西側)
西武のメインの改札はJRの改札と並んでいる。写真左に見切れているのがJRの改札。

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 乗り換え改札
当然のように、乗り換え改札のほうが台数が多い。

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 西武改札(東側)
自由通路の反対側には、国分寺線のみ利用可能な改札もある。無人化されている。

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 5番線ホーム 1枚目:終端方 2枚目:東村山方
国分寺線ホームは中央線ホームの北側に並行している。島式ホーム1面2線にできるように準備工事が施されている。

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 終端方
歴史的には国分寺線は実質的な中央線の支線として建設されたが、現在は国分寺駅では線路は繋がっていない。

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 国分寺線駅名標

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 多摩湖線への通路
多摩湖線ホームと駅舎の間には道路が通っているため、連絡通路が道路をまたいでいる。

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 7番線ホーム 1枚目:終端方 2枚目:多摩湖方
多摩湖線ホームは7番線で、6番線は欠番となっている(Wikipediaでは、国分寺線ホーム増設に備えた欠番と書かれている)。
1990年に移設されるまでは現在の北口付近に多摩湖線ホームがあった。

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 ホームドア
7番線のホームドアは扉の部分がバー構造となっている軽量型。

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 7番線ホーム裏側
多摩湖線についても島式ホームとできるように準備工事がされている。線路部分の用地は空き地や西武バスの転回場となっている。

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 東村山方
国分寺〜一橋学園間の一部は複線化用地が確保されており、当駅付近はバス専用道路として使用されている。

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 多摩湖線駅名標

西国分寺駅(高尾方面)←中央線→武蔵小金井駅(東京方面)
恋ヶ窪駅(東村山方面)←西武国分寺線
一橋学園駅(多摩湖方面)←西武多摩湖線

・駅の沿革
1889/04/11:開業(現在の中央線)|1894/12/21:現在の国分寺線乗り入れ|1928/04/06:現在の多摩湖線乗り入れ|1934/04/02:下河原線乗り入れ|1973/04/01:下河原線廃止|1990/06/24:多摩湖線ホーム移転

・ページのデータ
取材:2022/01/01
公開:2023/06/24
更新:公開後未更新

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