京成大久保駅は京成本線の駅。「大久保」駅として案内される。日本大学・東邦大学などのキャンパスの最寄り駅で、京成本線の特急通過駅では最も利用客数が多い駅である。
相対式ホーム2面2線の線路配置で、京成電鉄の駅では唯一の上下ホーム間の通り抜けを改札内で出来ない構造である。駅周辺は学生街として賑わっている。
駅入口
相対式ホーム2面2線の駅で、京成上野方に上下ホームそれぞれに通じる木造2階建て(旅客施設は1階のみ)の駅舎が建てられている。
上りホーム側駅舎・改札
上りホーム側の駅舎は細長く、通りに面して券売機があり、その裏側に実際の出入口・改札があるというレイアウトになっている。そのため、普通は改札の横にある窓口が改札の向かいに設置されている。
下りホーム側駅舎・改札
下りホーム側の駅舎は間口が広く、通りに改札が面している。上下ホームで駅舎のレイアウトは異なるが意匠には共通性が見られる。
駅前
駅北側の通り
筆者も現地訪問時には気づいていなかったが、実は駅北側の通りに並行する駐輪場(写真では歩道が妙に広く見える部分)はかつての鉄道連隊演習線の路盤跡である。
商店街
駅の北側は学生の街という側面も持つ。
ホーム 左:京成上野方面 右:成田空港方面
2つのホームの間には跨線橋も構内踏切もない。このような駅は京成電鉄の駅では唯一である(他に、互いに行き来できないコンコースを持つ駅としては京成高砂もあげられる)。
・駅のデータ
沿革 1926(T15)年12月9日:大久保として開業/1931(S6)年11月18日:京成大久保に改称
駅のある地点:本線京成上野起点32.1km
・ページのデータ
取材:2018年2月24日
公開:2018年7月15日
更新:公開後未更新