日本駅巡り紀行

新馬場駅

[ 新馬場駅 しんばんばえき KK03 ] 東京都品川区
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
青物横丁駅(浦賀方面)←京急本線北品川駅(品川方面)

新馬場駅は京急本線の駅で、「しんばんば」という読み方は地味な難読駅名である。開業時には目黒川を挟んで北馬場と南馬場という2つの駅があったが、高架化により統合されて新馬場駅という1つの駅になった。高架化の途中には1つのホームを2つの駅が共有しているという珍しい状態になっている時期もあった。

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北口
北口は地上時代の「北馬場駅」に対応している。高架下にある階段は開放的な作り。

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 駅前
北口は第一京浜に面している。1枚目中央に見える半円柱型の建物は品川区保健センターで、大井町に移転する前の品川区役所がこの場所にあった。

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 北口
北口の出入口は北側にもある。どの出入口も第一京浜側には出られるが反対側には通じていない。

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 改札
北口改札は2階にある。

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 南口
南口は「南馬場駅」に対応している出入口で、高架下にある。

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 南口駅前
南口から道路までは長い通路が続いている。

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 南口駅前
通路を歩いた先にある道路がかつての南馬場駅前の道路。

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 駅前道路から駅舎
新馬場駅の高架化にあたっては直上高架方式が採用されたため、高架下には複線の線路を通せる空間が空いている。線路跡が現在は通路となっている。

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 改札からホーム
改札とホーム入口の階段の間も少し歩く。

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 ホーム 1枚目:品川方・2枚目:浦賀方
相対式ホーム2面2線のホームは、2駅を統合した関係で約11両分ある。停車する列車は最長でも6両編成で、長いホームは通路を兼ねている。

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 駅名標
下り線が先行して高架化された際には北馬場駅・南馬場駅の統合を行わないまま下りホームを統合したため、「南馬場・北馬場」という駅名標を掲げていた。
隣接する2つの駅が運賃計算上で同一駅とされた例はいくつかあるが、逆に運賃計算上の扱いも異なる2つの駅が1つのホームを使用していたのは珍しい。

青物横丁駅(浦賀方面)←京急本線北品川駅(品川方面)

・駅のデータ
沿革 1904/05/08:北馬場駅・南馬場駅が開業|1943〜1946:北馬場駅が休止→廃止→再開業|1975/08/27:北馬場駅・南馬場駅の下りホームを高架化・統合|1976/10/16:上りホーム高架化、両駅を新馬場駅に統合
駅のある地点:本線品川起点1.4km

・ページのデータ
取材:2021/10/09
公開:2021/10/17
更新:公開後未更新

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