日本駅巡り紀行

北品川駅

[ 北品川駅 きたしながわえき KK02 ] 東京都品川区
地上駅舎
構造:地上ホーム・相対式2面2線
新馬場駅(浦賀方面)←京急本線品川駅(品川方面)

北品川駅は京急本線の駅。当駅の駅名は品川宿の北部に位置していたことに由来しており、「品川駅の南にあるのに北品川」という逆転が生じている。なお、品川駅は品川区外の港区高輪にあり、かつての品川宿の範囲外である。

相対式ホーム2面2線の地上駅で、京急本線の都内区間で踏切があるのは当駅前後だけである。2020年から連続立体交差事業が実施されており、将来的に高架化される予定である。

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 駅舎
小さな地上駅舎で、第一京浜に面している。

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 駅前
駅前には第一京浜(国道15号線)が通っている。当駅周辺は品川駅や大崎駅の徒歩圏内であるため、利用者は少ない。

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 別の角度から見た駅舎

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 八ツ山橋
1904年の開業時の駅は八ツ山橋(道路橋)の南詰付近にあり、その後国道の改修により現在地に移転した。1925〜1933年の間は国道上の併用軌道(都電と共用)で高輪停留所まで乗り入れていたが、1933年に現在の鉄道専用の八ツ山橋が架けられて品川駅への乗り入れを開始した。
八ツ山橋の前後には25km/hの速度制限がかかっていて、運行上の障害の一つとなっている。

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 改札

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 ホーム 1枚目:品川方・2枚目:浦賀方
相対式2面2線のホームで、駅舎は品川方面の2番線側にあり、1番線には跨線橋がつながる。

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 品川方
2番線の裏には保線用側線があり、そこへの分岐が見える。北品川〜八ツ山橋間には1956年まで京急最後の併用軌道区間があったが、その面影は残っていない。

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 浦賀方
新馬場駅に向かって一気に登っていく様子が見える。

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 駅名標

新馬場駅(浦賀方面)←京急本線品川駅(品川方面)

・駅のデータ
沿革 1904/05/08:品川駅として開業(八ツ山橋南詰)|1924/04/?:現在地付近に移転|1925/03/11:北品川に改称、高輪停留所まで延伸開業
駅のある地点:本線品川起点0.7km

・ページのデータ
取材:2021/10/09
公開:2021/10/17
更新:公開後未更新

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