日本駅巡り紀行

富山地方鉄道14760形

 

[ 14760形 ] 富山地方鉄道 

 14760形は富山地方鉄道50周年(正確には富山電気鉄道50周年)の1979年にデビューした車両です。総勢14両が製造され、地鉄の主要形式となっています。

 2扉18m級の車体構造はこの形式より以前に作られた形式を基にしたものですが、全面デザインには大きく手を加えられ、流線型の大型窓とされました。塗装に関しては、登場時は雷鳥をイメージした白系の塗装でしたが、のちに一部の編成は黄色と緑色の”かぼちゃ電車”塗装とされました。車内には扉同士の間に転換クロスシートが並べられています。

外観


 14761F 電鉄富山・宇奈月温泉方より 新魚津にて
登場時と同じ塗装の編成です。


 14767F 電鉄富山・宇奈月温泉方より 電鉄富山にて
この編成は登場後、“かぼちゃ電車”塗装に改められています。ちなみに、このように特急列車として運用されることもあります。


車内

 車内
2扉転換クロスシートなので、特急車両のような風景です。

 車端部
この形式の車端部はこのようにロングシートです。ただし、特急として運転することを考慮し、クロスシート化された編成もあるようです。

 先頭
運賃収受の関係で先頭部の座席は撤去され、ヒーターがむき出しになっています。

 座席
座席は転換クロスシートで、えんじ色のモケットが張られています。

 ドア
ドアは幅の広い片開き式です。

・ページのデータ
取材:2010年8月7日
公開:2012年4月27日

・このページの場所
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