日本駅巡り紀行

取材:2010年7月27日
公開:2010年11月13日
更新:2011年3月19日

京成幕張駅

 [京成幕張駅 まくはりえき Keisei-Makuhari station (KS53) ] 千葉県千葉市花見川区

 京成幕張は京成千葉線の駅で、JR幕張駅の近くにあります。この辺りが本家本元の幕張で、京葉線海浜幕張にある幕張新都心とはまったく雰囲気が違います。

 駅舎は平屋建てで、全体的に少し安っぽい感じが漂います。駅は京成千葉線がJR総武線と分かれるところにあり、千葉寄りのJR線との間のスペースには保線基地があります。また、駅舎と島式のホームとの間は構内踏切での連絡です。

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駅舎は線路の南側にあり、JRの駅に向かうには少し距離があります。

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駅前はバスのための転回場とバス停があり、海浜幕張へ向かう京成バスの路線が発着しています。
駅の津田沼方(この写真の奥側)には昔開かずの踏切として有名な踏切がありましたが、地下道の建設とともに廃止されました。このあたりはサツマイモの栽培で有名な青木昆陽にゆかりある土地で、地下道の名前も昆陽地下道といいます。

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改札は駅舎の向かって左側にあります。

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ホームは島式1面2線で、津田沼方には駅舎へ通じる構内踏切があります。

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JR線と分かれるところにあるので、北側にはJR総武線を臨むことができます。

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駅とJR線との間には2線の保線用側線があり、千葉方には上下線間の渡り線があります。

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この辺りの地名、昔は「幕張」ではなく「馬加」と書いていました。
地名の由来は諸説あり、真桑瓜(まくうわり)が栽培しやすかったことに由来するという説、房総から鎌倉へ向かう源頼朝がこの地に陣ったという説、そのときに不足したえたことに由来するという説などがあります。

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