日本駅巡り紀行

取材:2011年5月3日
公開:2011年10月16日
更新:公開後未更新

東岸和田駅

 [ 東岸和田駅 ひがしきしわだえき ] 大阪府岸和田市
 下松駅   ←JR阪和線→  東貝塚駅

 東岸和田駅は岸和田市の阪和線側の中心駅で、阪和線の快速列車の停車駅です。しかし、駅のある場所は岸和田市の中心部である南海岸和田駅付近からはかなり離れていて、開業当初は駅周辺が「土生郷村(はぶごうむら、駅が開業してから8年後の1938年に岸和田市と合併)」に属していたため「土生郷」という駅名でした(ただし、土生郷村と岸和田市が合併するよりも前に阪和岸和田駅に改称されました)。

 島式ホーム2面4線の追い越し可能な線路配置で、多くの普通・区間快速が当駅で快速の追い越し待ちをします。出入口は駅の和歌山方の東側にあり、木造の駅舎を今でも使用しています。周辺は再開発工事と駅の高架化工事が進められていて、高架化工事に向けた仮線の工事が進行しているほか、駅舎と少しずれたところに大きなロータリーと再開発ビルがあります。


庇などの後から付けられた設備もありますが、駅舎は古いものを使用しています。

 駅前(北側)
ロータリーは駅舎があるところよりも北側に設けられています。ロータリーも再開発ビルも21世紀に入ってから整備されたもので、高架化が完成した際に駅の出入口がロータリーの付近に移動するものと思われます。


快速停車駅としてはかなり貧相な駅設備で、改札口も駅舎内いっぱいに詰め込まれている印象です。ホームへは跨線橋で連絡し、バリアフリー設備はありません。

 和歌山方
島式2面4線のホームで、もともと快速通過駅だったためホームの幅はあまり広くありません。

 和歌山方
ホームの端には現在跨線橋がありますが、その裏には構内踏切があったと思われる跡が残っています。

 
ホームの西側では、高架化工事に向けた仮ホームの建設が進んでいました。


駅名標です。

下松駅 

阪和線 

東貝塚駅 

天王寺方面

JR西日本

和歌山方面

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