[ 苫小牧駅 とまこまいえき H18] 北海道苫小牧市
青葉駅(長万部方面) ←室蘭線→ 沼ノ端駅(岩見沢方面)
千歳線→ 沼ノ端駅(札幌方面)
日高線→ 勇払駅(様似方面)
苫小牧駅は室蘭線・日高線の駅で、日高線の起点駅であるとともに、沼ノ端駅を起点とする千歳線の列車も全て乗入れ、同線の実質的な起点駅として機能している。製紙の町・苫小牧市の中心駅であり、駅の西側には王子製紙苫小牧工場やその貯木場などがある。
島式ホーム2面4線の線路配置で、駅舎は橋上駅舎となっている。苫小牧市では中心市街地の空洞化が激しく、駅前からは大型店舗の撤退が相次いでいる。
南口
駅は橋上駅舎となっている。南口は元の駅舎があった側の出入口。
南口駅前
南口の駅前には広い交通広場が設けられている。駅前の建物は旧ダイエーで、現在では核テナントを失い運営会社も破産してしまったようだ。
北口
北口は1980年代の駅舎改築で新たに設けられた出入口。
北口駅前
北口の駅前には南口よりも小さな駅前広場。広場の向かいにはドンキホーテ(旧・長崎屋の居抜き)があり、現在では駅周辺で唯一の食料品を扱う大型店舗となっている。
改札
改札は橋上駅舎の中央に設けられている。
ホーム 左:長万部方を臨む 右:札幌・岩見沢・勇払方を臨む
ホームは島式ホーム2面4線。特急列車が2・3番線(本線)を使用することと日高線が最も南側の1番線を使用すること以外は発着番線は固定されていない。
駅北側
ホームの北側には気動車の留置線がある。
ホーム長万部方
長編成列車の車掌のためか、ホームの途中に短い上屋が設置されている。ホームの先に見える大きな煙突は王子製紙の工場。
札幌・岩見沢・勇払方
駅名標
・駅のデータ
沿革 1892年(M25年)8月1日:北海道炭鉱鉄道(現・室蘭線)の駅として開業(1906年国有化)/1913(T2)年10月1日:苫小牧軽便鉄道(現・日高線)が乗り入れ(1927年国有化)
駅のある地点:室蘭線長万部起点135.2km・日高線苫小牧起点0.0km
・ページのデータ
取材:2015年8月27日
公開:2017年9月16日
更新:公開後未更新