日本駅巡り紀行

取材:2010年12月11日
公開:2011年1月17日
更新:公開後未更新

本山駅

※正式には停留場、廃止

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 [本山駅 ほんざんえき Honzan-station]

 本山駅は鶴見臨港鉄道(のちのJR鶴見線)にあった駅で、鶴見〜国道間にありました。

 駅名の本山とは近くにある曹洞宗の大本山”總持寺”からとられていて、現在でもホームなどの遺構が残っていて、ホーム下は現在でも川崎鶴見臨港バス(鶴見臨港鉄道バス事業の引き継ぎ会社)の車庫として使われています。
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ホームは現在でも残っていて、鶴見線の電車内からも見ることができます。

 
そのホームの東端高架下にある川崎鶴見臨港バスの事務所です。
昔駅施設があった部分を転用したようで、真ん中の倉庫のように使われている場所の中を柵の隙間から覗くと、旧ホームへつながっている階段が今でも見えます。ただし、途中で階段は途切れているようです。


上写真の右側の場所です。このスペースはバスの車庫になっていて、ホームへの階段を下から見ることができます。


バスの車庫の上を通る高架線には下から見て窪んでいるところ(つまり土台が高いところ)があります。ここがホームです。

 
バス事務所とは反対の西側にも階段があったようですが、この階段はホームから降りてくる途中で途切れてしまっています。


↑↑写真のバスの事務所部分を東側の総持寺踏切への道路から見ると、かまぼこ型の断面が見えます。現役時代はこの部分が駅入り口だったのではないでしょうか。


これがその総持寺踏切です。11線を横断する日本屈指の開かずの踏切で、並行して歩道橋も設置されています。


踏切から見ると、鶴見線高架橋の南側に駅施設の一部だったようにも見える木造の建物が見えます。

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鶴見

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