日本駅巡り紀行

公開:2010年12月27日
更新:公開後未更新

205系1100番台‐鶴見線用

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 205「系は国鉄が導入し、JR東日本、JR西日本が引き継いだ通勤型車両で、鶴見線にはJR東日本になってから久しい2003年度から投入され、現在では鶴見線の列車すべてがこれによって賄われています。
 鶴見線用の車両は山手線か埼京線からの転属車で、先頭車は中間車からの改良で作られたために1100番台とされ新たに車号がつけられています。鶴見方の2両はモーター付きで山手線からの転属、扇町方の1両はモーターなしで埼京線6扉車取付の際の余剰車の転属と来歴が違い、製造時期の関係でドア窓の大きさも異なっています。
 車内は205系0番台のままほとんどいじられていません。
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(T15編成、大川にて)
先頭は中間車からの改造車に特徴的なのっぺりしたブラックフェイスで、車体には黄色、白、水色の帯がまかれています。


パンタグラフは1台で、シングルアーム式です。

・車内
 
 
車内はほとんど山手線、埼京線時代と変わっていないと思われます。
モケットの柄は京葉線向け編成以外のJR東日本車で共通です。


号車札が黄色いのが特徴です。


先頭です。JR東日本が新製した209系、E231系といった車両と同じような運転台の配置となっています。

 
山手線から転属した鶴見方の2両はドアの窓が小さく、埼京線からの2両はドアの窓が大きいです。これは製造時期が山手線のほうが早かったことによるものです。

・行先標
 
  
(鶴見行、浜川崎行、海芝浦行)
行き先は3色のLEDによる表示で、色は「扇町」「浜川崎」「武蔵白石」「弁天橋」(扇町方面系統)が赤、「海芝浦」が緑、「大川」「鶴見」が橙と決まっています。

・80周年記念
 
鶴見線全通80周年記念として、T18編成に記念のヘッドマークが付けられました。

T18編成、鶴見にて
南武支線にも同じようにヘッドマーク付きの編成が登場しました。

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