日本駅巡り紀行

羽村山口専用線跡4

 

[ 東京市水道局 羽村山口専用線(仮) ] 横田基地〜破砕場
レポート3← インデックス →レポート5

 横田基地の先、武蔵村山市に入ると、廃線跡は自転車専用道になります。気持ちいくらいの直線区間です。途中には破砕場があり、比較的大きな遺構が残っています。

※写真は基本的に注釈がなければ羽村方より

 基地反対側より基地方面(羽村方面)を望む
基地の東側はIHIの敷地になっていて、そこも立ち入れません。そのため、実際に廃線跡をたどれるのは、IHIの敷地を出たところからです。ちなみに、横田基地の西側は羽村市、横田基地とIHIの敷地内は瑞穂町、IHIの東側(村山貯水池の手前まで)は武蔵村山市が廃線跡の所在地になっています。

 野山北公園自転車道 起点
基地を超えたところから先の廃線跡は、サイクリングロードになっています。

 自転車道
この付近は住宅に挟まれた何とも言えない雰囲気です。廃線跡はひたすらまっすぐです。

 道路と交差

 自転車道
道路と交差すると、自転車道の用地は広がり、雰囲気も変わります。

 自転車道 羽村方を望む
この部分でいきなり幅が広がるのがわかります。

 看板
廃線跡は武蔵村山市が管理しているようです。

 残堀川と交差
残堀川と交差しますが、橋梁は変な方向を向いていて、架け替えられたことがわかります。

 堀川橋
堀川橋という橋が架かっています。

 採石場跡
残堀川を越えた先の廃線跡(写真左)の右手には林がありますが、ここはかつての砕石場の跡だそうです。

 林の中
林の中にはコンクリートでできた構造物があります。この場所では羽村から運んできた土砂を破砕選別していました。この構造物は土砂を貨車に積むためのホッパーの跡とされています。

 別アングルよりホッパー跡

 看板
この雑木林はいまだに水道局が保有しています。

・ページのデータ
取材:2012年1月2日
公開:2013年1月5日
更新:公開後未更新

・このページの場所
日本駅巡り紀行(サイトトップ)→廃線・廃駅のページ(コーナー目次)→羽村山口線跡→レポート1