日本駅巡り紀行

Schwebebahnstation Oberbarmen Bf|オーバーバーメン駅前駅

[ Schwebebahnstation Oberbarmen Bf オーバーバーメン駅前駅 ] Oberbarmen, Wuppertal
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
Wupperfeld(Vohwinkel方面)←Wuppertaler Schwebebahn
ヴッパーフェルト駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道
乗り換え:Bahnhof Wuppertal-Oberbarmen(DB)|DBヴッパータール・オーバーバーメン駅

オーバーバーメン駅前駅(ドイツ語表記Schwebebahnstation Oberbarmen Bfは「オーバーバーメン駅モノレール駅」になり分かりにくいため意訳した)はヴッパータール空中鉄道の東側の終点駅で、DBヴッパータール・オーバーバーメン駅や各地に向かうバス路線に接続する交通結節点。開通当初はDBの駅と同じ「リッタースハウゼン」を名乗っていたが、DBの駅名に合わせて後に現在の駅名に改称された。

フォーヴィンケルと同じくハの字型の相対式ホームの終端部にループ線と車庫がある形態で、ホームは乗降分離されている。フォーヴィンケルと異なりループ線は車庫内にあるため、すべての折り返し列車が一旦車庫に入線してから乗車ホームに入る。フォーヴィンケルと異なり川の上にあるため、車庫は地面から完全に浮いている。


 北側から見た駅
駅はグレーを基調としたモダンな外観をしている。ストリートビューを見ると、少なくとも2008年の時点ではオリジナルに近い白黒のデザインだったようだ。
各ホームごとの出入口を通路(橋)でつなぐ構造になっており、便宜的に北側出入口・南側出入口と呼ぶ。


 北側出入口
乗降分離されていて階段が一方通行で済むからか、エレベーターと階段が一体化したコンパクトな構造になっている。エレベーター(中央)を挟んで右側が階段に、左側が南北連絡通路に通じている。

  
 駅周辺(北側)
駅の北側はベルリン広場(Berliner Platz)という広場で、オーバーバーメン地区の中心部。ヨーロッパらしい建物が建ち並んでいる。


 南側出入口
南北で出入口の構造はほぼ共通。

 
 駅周辺(南側)
南側はバスロータリーに面している。ロータリーを挟んで反対側(2枚目写真奥)にDBの駅舎がある。


 バス
周辺のバスは空中鉄道と同じくWSW mobilの運営で、メルセデス・ベンツの連節バス・シターロが多用されている。


 別角度から見た駅

 
 ホーム 1枚目:フォーヴィンケル方 2枚目:終端側
相対式2面2線のホームで、ループ線に向けてハの字型に広がっている。


 車庫(終端部)
終端部から少し進んだところに車庫がある。車庫に入ってすぐのところにループ線があり、折返し列車はループ線で折り返す。降車ホームから停車せずに乗車ホームに入るフォーヴィンケルと異なり、ループ線上でどの列車も一旦停車する。

 
 地上から見た車庫と駅
車庫と駅の間は地上では橋で隔てられている。車庫は川の上にあり、河岸に設けられた職員用の通路でしか地上とはつながっていない。
車両向上としての主な業務はフォーヴィンケルで行っている。

駅名標
 駅名標

・駅のデータ
沿革 1903/06/27:Rittershausenとして開業/??:Berliner Platzを経てOberbarmen Bfに改称(DBの駅が改称した1930年代以降と見られる)
駅のある地点:Vohwinkelから13.3km

・ページのデータ
取材:2020/02/24
公開:
更新:公開後未更新

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