日本駅巡り紀行

所沢駅

[ 所沢駅 ところざわえき SS22 ] 埼玉県所沢市
橋上駅舎
構造:地上ホーム・相対式島式混合3面5線
航空公園駅(本川越方面)←西武新宿線東村山駅(西武新宿方面)
西所沢駅(西武秩父方面)←西武池袋線→秋津駅(池袋方面)

所沢駅は西武新宿線・西武池袋線の駅で、埼玉県所沢市の中心駅。西武鉄道の2大幹線が交差する主要駅であり、西武鉄道の本社も所在している。新宿線・池袋線ともにすべての列車が停車し、利用者数は埼玉県内の西武鉄道の駅で最も多い。

現在の新宿線の駅として開業した駅に後から現在の池袋線が乗り入れたため、駅構内では池袋線と新宿線が並行しているにも関わらず池袋方面と新宿方面は逆方向を向いている。もともとは地上駅舎だったが、2010年以降橋上駅舎化や駅ナカの拡大が行われ、改良以前とは大きく姿を変えている。

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 西口駅舎
所沢駅は橋上駅舎で、駅の東西に出入口がある。西口側が中心となる出入口で、地上だけでなく改札階(2階)にも出入り口が設けられている。

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 西口(地上)
地上出入口は西口駅舎の北側にある。

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 西口駅前
駅周辺は所沢市の中心市街地で、西友や西武所沢ショッピングセンターなどの大型商業施設がある。駅前ロータリーはバス・一般車・タクシー混在のものが1つだけある。

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 所沢プロペ通り
西口(地上)から北西に伸びる商店街。

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 西口駅前(2階)
西武所沢ショッピングセンターなどにペデストリアンデッキが直結している。

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 南口
西口の南端には小さな出入口がある。駅改良以前はこの付近に東西自由通路を兼ねた南口が西口・東口からは独立した駅舎として設けられていた。

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 東口
現在は駅ビル「グランエミオ」の一部となっている東口は1980年代に設けられた出入口で、2010年代の改良までは小さな平屋の建物だった。

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 東口駅前
西武鉄道の本社が1986年から当駅東口に設けられている(2枚目画像右手のビル)。西武鉄道の後、本社を23区外に移す動きには他の在京大手私鉄でも見られる(京王、京成、京急)。

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 自由通路
駅舎中心部は明るく開放的な吹き抜け空間となっている。

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 中央改札

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 改札内
中央改札内は2階分くらいの高さの空間があり、一部には「とこてらす」というオープンスペースが設けられている。

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 南改札
東西自由通路は2本あり、南自由通路に面して南改札が設けられている。白基調の中央改札に対してシックな色合いでまとめられている。

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 1・2番線ホーム 1枚目:西武新宿方 2枚目:本川越方
所沢駅は西口側から1〜5番線の3面5線で、うち1・2番線を新宿線、3〜5番線を池袋線が使用している。新宿方面・池袋方面が逆方向を向いている関係で、2・3番線では西武新宿線と池袋行の対面乗換ができる。
新宿線下り用の1番線には地上時代の西口が直結しており、現在でもその名残かホーム上にそば屋が営業している。

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 3〜5番線ホーム 1枚目:西武秩父方 2枚目:池袋方
池袋線側には待避線や引き上げ線(後述)があり、当駅折返しの列車も頻繁に設定されている。

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 西武秩父・西武新宿方
駅の南で池袋線が東に膨らんでから新宿線をオーバーパスする構造で、膨らみの西側の空間に引き上げ線が設けられている。

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 本川越・池袋方
新宿線・池袋線を接続する線路は駅の南北に設けられている。

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 新秋津への連絡線
5番線の東には側線があり、その線路は池袋線に並行して北に伸びている。秋津駅の手前で分かれて武蔵野線新秋津駅つながる貨物用側線で、現在は車両の回送・甲種輸送時に使用している。

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 駅名標

航空公園駅(本川越方面)←西武新宿線東村山駅(西武新宿方面)
西所沢駅(西武秩父方面)←西武池袋線→秋津駅(池袋方面)

・駅の沿革
1895/03/21:現在の新宿線の駅として開業|1915/04/15:現在の池袋線が乗り入れ

・ページのデータ
取材:2023/01/01
公開:2023/12/17
更新:公開後未更新

・このページの場所
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