日本駅巡り紀行
苗穂駅
苗穂駅はJR函館線の駅。千歳線が現在の経路に移るまでは千歳線の終点駅で、書類上は民営化まで千歳線の終点とされていた。島式ホーム2面4線の線路配置を持つ地上駅で、札幌の隣駅でありながら時間の流れに取り残されたような雰囲気の駅だが、現在は移設・橋上駅舎化工事が進められている。札幌近郊の普通列車や宗谷線・石北線方面の特急列車に使用される気動車の所属基地である苗穂運転所が駅の北側に広がっている。
駅舎
苗穂駅は札幌駅の隣駅ながら時代に取り残されたような木造駅舎が残る。
駅前
駅前広場は田舎の拠点駅のような古い設計のロータリーだが、周辺は札幌近郊の市街地として発展している。
駅舎の庇
200万都市の中心駅の隣駅とは思えない雰囲気。
改札と待合室
ホーム 左：札幌方面 右：苫小牧・旭川方面
島式ホーム2面4線の線路配置で、かつてあった最も駅舎側のホームを潰して留置線にしたため番号は3～6番線。内側に千歳線列車、外側に函館線列車が発着する。
跨線橋
跨線橋はホームの旭川方にある。
苗穂運転所、苗穂工場
駅の北側には苗穂運転所と苗穂工場の線路が広がっている。そのため、駅から北側に出るには大きな遠回りが必要である。
札幌方
階段
跨線橋は木造で、階段も年季が入っている。
苗穂運転所への通路
スケルトン。
ホームから見た駅舎
駅名標
・駅のデータ
沿革 1910（M43）年5月16日：開業
駅のある地点：函館線函館起点288.5km
・ページのデータ
取材：2015年8月27日
公開：
更新：公開後未更新