日本駅巡り紀行
上総一ノ宮駅
上総一ノ宮駅は外房線の駅で、一宮町の中心駅である。外房線の運行上の主要駅となっており、日中を中心に多くの列車が当駅で折り返す。特に京葉線・総武快速線直通列車は京葉線1往復（平日は通勤快速、土休日は快速）が勝浦発着なのを除いて当駅で折り返す。
2020年東京オリンピックのサーフィン競技が九十九里浜で開催されたことから駅舎は大きくリニューアルされている。
駅舎（西口）
天井の高い平屋建ての駅舎。もともとは赤屋根の和洋折衷デザインの駅舎だったが、オリンピック関連のリニューアルによってメタリックな見た目になった。
駅前
駅前には小さい駅前広場がある。自治体全体の人口は長生村（八積駅）のほうが一宮町より多いが、当駅周辺のほうが独立した商業地域としては発展している。
改札
駅舎内には木材が使用され温かみを演出している。
B.B.BASE改札口
駅舎の横にはB.B.BASE用の出入口があり、道路からホームに直接自転車が出入りできるようになっている。手前にはサイクルラックも見える。
駅周辺
一宮町は名前の通り上総国一宮・玉前神社の門前町で、駅から玉前神社までの道沿いに商店が並んでいる。
玉前神社
玉前神社（たまさきじんじゃ）は上総国一宮。駅から徒歩数分で参拝できる。
東口
東口は2020年東京オリンピック会場へのアクセシブルルートとして整備された出入口。
駅前
西口よりも大きな駅前広場がある。ロータリーから伸びる道路は九十九里浜まで伸びている。
東口改札
跨線橋上に改札がある。ICカード専用の無人改札で、券売機や精算機も設置されていない。
ホーム 1枚目：千葉方・2枚目：安房鴨川方
折り返し可能な駅で、千葉方から見て最後の15両編成対応駅。跨線橋のバリアフリー化も為されている。
駅名標
国有化当初は全国に「一ノ宮駅」が乱立していたため、当駅を含む4駅が同時に旧国名を含む駅名に改称された。
・駅のデータ
沿革 1897/4/17：一ノ宮駅として開業｜1916/01/01：上総一ノ宮に改称
駅のある地点：外房線蘇我起点43km
・ページのデータ
取材：2020/08/02
公開：2021/09/26
更新：公開後未更新