日本駅巡り紀行

上野駅(新幹線)

[ 上野駅 うえのえき  ] 東京都台東区
地上駅舎
構造:地下ホーム・島式2面4線
東京駅(東京方面)←東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線→大宮駅(新青森方面)

上野駅はかつて東北・北陸方面のターミナルとして東京の「北の玄関口」として機能してきたが、新幹線駅としても1985〜1991年の間は起点駅だった。周辺は新幹線開業前からの市街地だったために、全国でも唯一(2022年現在)の地下にある新幹線駅となっている。

新幹線駅は独立した駅舎・改札を持たず、乗り換え客以外の利用者も必ず一度在来線コンコースを経由する必要がある。新幹線改札は在来線地平ホームとつながっており、現在新幹線コンコースとなっている部分もかつては地上ホームの一部(19・20番線)だった。

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 新幹線乗り換え改札
新幹線の改札は1か所しか無い。

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 改札前(1枚目:中央改札方面、2枚目:高架ホーム方面)
中央改札〜地上ホームと同じ平面に乗り換え改札はある。

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 地下へのエスカレーター
新幹線ホームは海抜-25m(地上から約30m)という深い場所にあるため、長いエスカレーターが2か所設置されている。

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 地下3階コンコース
ホームの上の地下3階(一般的な地下3階よりもかなり深い)には広いコンコースが設けられ、地上〜ホーム間の動線を分散している。東京駅の地下ホームなどでも見られる構造である。

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 ホーム 1枚目:東京方 2枚目:新青森方
島式2面4線の地下ホームで、下り列車は方面別にホームを分けている。開業当初〜東京駅拡張までは多くの折返し列車が設定されていたが、現在はほとんどの列車が東京発着となっている。数は少ないが通過列車もある。

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 駅名標

東京駅(東京方面)←東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線→大宮駅(新青森方面)

・駅の沿革
1985/03/14:起点駅として開業|1991/06/20:東京延伸により中間駅となる

・ページのデータ
取材:2022/10/22
公開:2022/12/31
更新:公開後未更新

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