日本駅巡り紀行

取材:2011年9月18日(特記以外)
公開:2011年12月30日
更新:公開後未更新

東京都交通局8800形

 

[ 8800形 ] 東京都交通局荒川電車営業所 都電荒川線用

 8800形は都電荒川線で最新の形式で(記事更新日時点)、10両が荒川電車営業所に所属しています。この形式が導入された頃、都電荒川線では7500形の老朽化が問題となっていて、8800形はその置き換え用として開発されました。

 車体のデザインは公募によって決められたものですが、8500形までの都電荒川線の車両とは全く違うものとされました。カラーリングもそれまでのクリームに緑のラインというスタイルからは離れ、ホワイトベースにローズレッドという斬新なものになりました。さらに増備の途中からローズレッドの部分は青紫、オレンジ、イエローと変更されていき、最終的には4色のカラフルな形式になっています。車内はロングシートとクロスシートを組み合わせた8500形までと変わらない座席配置とされましたが、バリアフリー性は上がっています。


 8801号 早稲田方より 王子駅前駅付近にて
初期に造られた8801号から8805号まではローズレッドのカラーリングとされました。ちなみに8800形のデザインは公募によって決められたものです。


 8807号 早稲田方より 東尾久三丁目駅にて
8806号・8807号は8805号までとは異なり、青紫色のカラーリングとされました。


 8809号 三ノ輪橋方より 面影橋駅にて 2011年7月17日
8808号・8809号はオレンジ色とされました。


 8810号 早稲田方より 町屋駅前駅にて
最後に登場した8810号はイエローのカラーリングとされましたが、これは1両しかないレアカラーです。

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