上野毛駅は東急大井町線の駅です。
もともと掘割の中に島式1面2線の線路配置を持つ駅でしたが,大井町線改良工事の一環として行われるはずだった等々力駅の地下退避駅の建設が進ま
なかったため急きょ上野毛駅を改良し,当面の間退避駅として活用することになりました。そのため駅舎・線路の大規模な改良が行われ,道路をまたぐ屋根が特
徴的な安藤忠雄設計の新駅舎が建設され,さらに掘割の拡幅と上り線への通貨線の新設が行われました。
駅舎全景
駅舎は2階建ての建物が道路を挟んで2つ設けられており,道路を覆うように屋根が駅舎の間に架けられています。
正面口 右:正面口改札
正面口は道路の南側にある出入り口で,有人の窓口があります。なお、駅改良前の駅舎は道路の北側にのみあり,正面口は新たに設置された出入り口です。
北口 右:北口改札
北口は旧駅舎の跡地に建てられた出入り口で,こちら側には駐輪場などがあります。
ホーム 左:大井町方面を望む 右:二子玉川方面を望む
島式1面2線の線路配置で,掘割の上を駅舎などの人口路盤が覆っているためあまり日差しは入ってきません。上り線側にのみ通過線が設置されています。
大井町方を望む
当駅の大井町方の分岐器はノーズ可動式となっており,通過時の騒音や揺れを抑えています。
駅名標
・ページのデータ
取材:2014年3月22日
公開:2014年7月18日
更新:公開後未更新