九品仏駅は東急大井町線の駅です。駅名は付近にある九品仏浄真寺からとられています。なお、1929年に当駅が開通する直前までは、東横線の現:自由が丘駅が九品仏前を名乗っていました。
島式ホーム1面2線の駅で、ホームの二子玉川方には踏み切り、大井町方には駅舎と踏切がある構造で、そのためホームの延伸が行えず、現在東急電鉄の駅としては唯一ドアカットを実施しています。
駅舎
駅舎は上下線の間にあり、踏切に直接面しています。そのため上下線同時に列車が侵入してくると一時的に駅出入り口から外に出られなくなります。
駅舎より踏切を望む
駅舎が踏切に挟まれています。
改札
駅前
駅周辺は住宅地で、駅前の通りは小さな商店街になっています。
駅前
駅前からは九品仏浄真寺へ通じる参道が伸びています。
ホーム 左:大井町方面を望む 右:二子玉川方面を望む
島式1面2線の島式ホームで、駅舎とはスロープでつながっています。
二子玉川方を望む
駅の二子玉川方にも踏切があり、そのためホームの有効長は現状の4両分よりも延長することができません。
ドアカット時
そのため、このように列車は二子玉川方の1両でドアカットを行います。上写真で踏切の対岸にある木製のホームは、車掌がホームの様子を監視するために設けられているもので、一般人は使用できません。
8500系のドアにて
このように、大井町線の車両の大井町よりの号車のドアにはドアカットを予告するステッカーが貼られています。
駅名標
・ページのデータ
取材:2014年3月22日
公開:2014年7月18日
更新:公開後未更新