北千束駅は東急大井町線の駅です。路線の開業からしばらく経った1928年に池月という名前で開業した後、1930年に洗足公園、1936年に現 在の駅名に改称されました。洗足公園という駅名は洗足池駅を擁する池上電鉄へ対抗してつけられたものと思われますが、少し無理があったようです。
島式1面2線の線路配置を持つ地上駅ですが、駅の西側を道路がアンダーパスしており、その地点に出入り口が設けられています。駅周辺は、大井町線
の駅で最も何もなかったように感じます。
駅入り口(手前の車が出発してくれなかったので、少し見づらくなっています)
出入り口は道路が線路の下をくぐる場所にあるのですが、架道橋の高さはとても低く、その脇に設けられた駅入り口も地下鉄の出入り口のような狭さです。
出入り口の内部から見た駅前
駅出入り口の部分は安全のためかフェンスで覆われており、さらに駅の狭さを際立たせています。
駅前
駅前は商店街になっておらず、普通の住宅地の中、という印象でした。
改札
改札口はちょうど線路をくぐる部分にあり、圧迫感があります。
ホーム 左:大井町方面を望む 右:二子玉川方面を望む
ホーム屋根は古い木造のものが使われていて、古い雰囲気が残されています。
ホーム二子玉川方
二子玉川方にはエレベーターがあり、そこだけ屋根の形状や高さが全く違うのでかなりアンバランスな眺めです。
二子玉川方を望む
駅の二子玉川方で線路は大井町駅に向けて地下にもぐります。
・ページのデータ
取材:2014年3月22日
公開:2014年6月23日
更新:公開後未更新