田園調布駅は東急東横線・目黒線の駅です。1923年の開業当初は調布駅を名乗っていましたが、株式会社田園都市の開発した田園調布住宅地の最寄 り駅ということで、1926年に現在の駅名に改称されました。2000年の目蒲線分割後は目黒線の終点駅ということになりましたが、実際には目黒線の列車 はすべて東横線の武蔵小杉方面(案内上、複々線の半分は目黒線扱い)に乗り入れています。
東横線複々線化事業の一環として地下化されることとなり、それまで使われていた洋館風の歴史ある駅舎はいったん解体されました。2000年には事
業が完成し、方向別の島式2面4線の線路配置を持つ地下駅となり、駅舎もオブジェとして地上に復元されました。
駅舎
駅舎は地上にあります。落ち着いたデザインで、屋根の部分が緑化されています。
駅舎より
駅舎の正面左手が、地上駅時代に駅舎があった場所で、同地点に旧駅舎が復元されています。
旧駅舎
復元された旧駅舎には駅舎としての機能はなく、内部はただの通路となっています。
旧駅舎側 駅前
旧駅舎のある西側は道路が放射状に整備された同心円状の町並みで、街路樹もたくさん植えられています。駅前の噴水や「田園調布の由来」という碑などは、旧
駅舎が現役で使われていたころから変わっていません。
駅前(東側)
旧駅舎と反対側の駅前は地面と駅舎の高さが揃っています。こちら側のほうが旧駅舎側よりもビルなどが多くたてられています。
改札
駅舎を入ってすぐに改札があります。改札はやはり広いです。
ホーム 左:渋谷・目黒方 右:横浜方
島式2面4線の地下ホームで、内側2線が目黒線、外側2線が東横線の線路です。
渋谷方
駅の渋谷方では目黒線が東横線の下り線をアンダーパスして東側に抜けていきます。
駅名標 左:東横線 右:目黒線
偶然、田園調布駅は東横線でも目黒線でも起点から8駅目なので、ここからの各駅の駅番号が揃っています。
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取材:2014年3月16日
公開:2014年6月8日
更新:公開後未更新
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