ちはら台駅は京成千原線の終点駅で、千原線で唯一市原市内にある駅です。駅は千葉市と市原市にまたがるニュータウン、ちはら台の西側に位置しています。
掘割の中に島式1面2線のホームがあり、駅舎は線路の上を覆うようにして建てられています。将来の延伸に備えて線路が駅の南側まで伸びているほか、駅そのものも島式ホーム2面3線の線路配置にできるようになっています。また、駅の北側には車庫用地が用意されています。
駅舎(北側より)
駅舎は変わった構造をしています。線路の上を人口路盤が覆っていて、駅舎の四方に道路が通っています。
駅前(北側)
北側の駅前には道路が通っています。
左:駅舎(東側より) 右:駅前(東側)
東側にはロータリーがあり、バスやタクシーが乗り入れています。
駅前(西側)
駅から少し西に行ったところには、小さなロータリーがあります。
改札付近より駅舎内
駅舎のひさしの部分には高い柱がたくさん立っていて、不思議な空間になっています。
改札
改札は3列しかなく、終点駅ながらも利用客が多いわけではないようです。
改札内
ホームの増設を考慮した構造になっていて、もう1つのホームに向かう階段の予定地は業務用のスペースになっているようです。また、案内用の手作りの看板にはなぜか3200形リバイバル開運号の写真が使われていました。
左:千葉中央方面 右:海士有木方面
島式1面2線の線路配置ですが、もう一つのホームを建設できるようになっています。現在使用されているホームは、もし延伸と駅拡張が行われれば下りホームとなる予定です。
千葉中央方面
将来的に中央の線路が待避線になることを見越して線路は敷かれていて、将来上り線となる線路も保線用側線としてすでに敷かれています。子の北側には将来車庫にするために取得されたといわれる土地が広がっています。
駅南側
この駅から小湊鐵道海士有木駅への延伸計画があるため、数100mにわたって路盤が伸びています。
上りホーム用地
上りホームの予定地には千葉寺などと同様に京成ローザの看板が設置されています。
駅名標
おゆみ野の反対側に駅名が書かれる日は来るのでしょうか。
・ページのデータ
取材:2012年1月24日
公開:2012年6月13日
更新:公開後未更新