日本駅巡り紀行

公開:2012年2月5日
更新:2012年2月7日

京急空港線

 

[ 空港線 ] 京浜急行電鉄

 空港線は京急蒲田〜羽田空港国内線ターミナル間を結ぶ6.5kmの路線で、東京〜横浜間の都市間輸送から羽田空港へのアクセス輸送へ軸足を移しつつある京急において重要度が増している路線です。

 京浜電気鉄道の手によって蒲田〜穴守間が開業した時には穴守線という名前で、現在空港島の一部になっているところにあった穴守稲荷への参詣客を輸送したり、その付近の海岸での海水浴客を運んだりすることが主な目的でした。しかし、戦後日本がGHQの支配下に置かれると、羽田飛行場やその周辺はGHQによって接収され、京急穴守線も稲荷橋駅(現在の穴守稲荷駅)より東側が営業を休止されるなど、大きな影響を受けました。

 GHQの撤退後も空港島の内部の路線が京急に戻ってくることはありませんでしたが、1956年には空港島の手前に羽田空港駅(初代、1991年に廃止)を設置してそこまでの区間を復旧、1963年には穴守線から空港線に名称を変更しました。さらに、1993年には羽田駅(現在の天空橋駅)まで延伸して念願の空港島再乗り入れを果たし、1998年には羽田空港駅(2代目)まで延伸し、名実ともに羽田空港へのアクセス路線となりました。

 2010年にはエアポート快特がノンストップとなり、羽田空港の拡張事業に伴って羽田空港国際線ターミナル駅も開業するなど、路線の重要度がますます高まっています。

駅紹介

  駅名 連絡路線、停車種別など 駅の状況 沿線風景
KK11 京急蒲田駅 本線直通(品川・横浜両方面)
快特停車駅
高架化中、仮駅舎  京急蒲田駅から穴守稲荷駅までの区間は古くからの街中を走り、ほぼ全区間で運河の上を走る東京モノレールとは違う雰囲気です。
 天空橋駅から先は空港島の中にあり、全区間が1990年代に開業した地下区間です。
KK12 糀谷駅 エア急行停車駅 高架化中、仮駅舎
KK13 大鳥居駅 エア急行停車駅 地下駅、地上駅舎
KK14 穴守稲荷駅 エア急行停車駅 地上駅、地上駅舎
KK15 天空橋駅 東京モノレール乗換
エア急行停車駅
地下駅、地下駅舎
KK16 羽田空港
国際線ターミナル駅
全列車停車駅 地下駅、地下駅舎
KK11 羽田空港
国内線ターミナル駅
全列車停車駅 地下駅、地下駅舎

運行

 京急の基幹路線の1つなのでほとんどの列車が本線に直通していて、さらにそのほとんどは本線内では通過駅のある優等列車として運転されています。

 列車種別は普通・エアポート急行・特急・快特・エアポート快特があり、線内での停車駅はエアポート快特は空港2駅のみ、快特が京急蒲田と空港2駅のみである他は各駅停車となっています。特にエアポート快特は本線との分岐駅である京急蒲田も通過するという特殊な列車で、これに関しては京急線の立体交差化に補助金を出している大田区が反対をしたことで話題になりました。

 現在の昼間のダイヤでは品川・都営浅草線方面のエアポート急行と横浜・新逗子方面のエアポート急行、品川・都営浅草線方面のエアポート快特の3つがそれぞれ20分おきに運転していて、空港線内では10分おきに列車が来るようになっています。

車両

 京急電鉄および京急に直通する各社の8両編成の車両が使用されます。国際線ターミナル駅のホームドアの関係で、800形は乗り入れられません。

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