新鉾田駅は大洗鹿島線の駅で、鉾田市の中心駅。大洗駅と並んで鹿島臨海鉄道直営の有人駅であり、水戸方では当駅折返し列車も運転される。
島式ホーム1面2線の高架駅で、駅舎は高架下にある。1.5kmほど歩いたところには鹿島鉄道の鉾田駅(廃駅)の跡があり、その周辺が鉾田市の旧来からの中心市街地となっている。
駅出入口
高架下に駅舎がある。市の代表駅ながらも商業施設や公共施設が併設されているわけではなく、簡素な見た目だ。
駅前
駅前広場があり、タクシーやバスが発着する。
別の角度から見た駅舎
別の角度から見た駅前
大洗鹿島線と交差する道路を2枚目画像の方向に進むと、市街地の中心部がある。
駅舎内
駅舎内の外周に沿って待合スペースや自販機が設置されている。
改札
ちょうど駅員の休憩中だったため窓口のシャッターが降りているが、通常は出改札業務を行っている。簡易改札機すら設置されていない純粋な有人改札は関東では珍しい。
ホームへ向かう通路から振り返った駅舎
高架下すべてが駅舎になっているわけではなく、改札からホームへの階段は半屋外空間。
ホーム 1枚目:水戸方 2枚目:鹿島神宮方
島式ホームの高架駅。
ホーム
大洗駅と同じく、エレベーター設置工事が進められていた。
1枚目:水戸方 2枚目:鹿島神宮方
駅の前後にはホーム延伸に対応した構造が用意されている。大洗鹿島線の沿線は起伏があり、両側ともにポイントは地上にある。
ホームに並んだ列車
行き違いを実施する列車が多いほか、朝夕夜間には水戸方面へ折り返す列車もある。
駅名標
鉾田駅バスターミナル
徒歩20分前後のところに鹿島鉄道鉾田駅跡がある。駅構内はバスターミナルとなっており、現在でも「鉾田駅」の名称で東京駅や茨城空港、石岡駅などと結ぶバスが発着する。
ホーム跡
駅舎は老朽化で撤去されている。ホームは残っているが、東日本大震災での液状化などによる損傷が補修されずに放置されている。
・駅の沿革
1985/03/14:開業
・ページのデータ
取材:2022/07/18
公開:2023/07/02
更新:公開後未更新