日本駅巡り紀行

公開:2011年10月16日
更新:公開後未更新

223系2500番台

 [ 223系2500番台 ] 西日本旅客鉄道 日根野電車区(阪和線・関西空港線・紀勢線・大阪環状線用)

 223系はJR西日本の標準的な近郊型電車で、阪和線用の0番台を初めとして京阪神近郊を中心とした数多くの路線に導入されました。2500番台はその中でも阪和線向けに造られた形式で、0番台の増備や編成組み換えのために造られました。

 外観は基本的に1000番台以降の標準デザインで、塗装は0番台と同じ青と白のグラデーションです。編成は4両編成を組んでいますが、阪和線の223系は編成両数の変更や増備などで大規模な編成組み換えが行われていて、先頭は0番台、中間は2500番台というような編成も存在しています。

 車内は東海道線など向けよりも少ない2列+1列の転換クロスシートで、関西空港へ向かう乗客が荷物を脇に置いても通路をふさがないように配慮しています(ただし、これは阪和線の混雑に配慮しているのではないか、とも言われています)。

外観

 E420編成 浅香にて 和歌山方より
前面や側面のデザインは0番台と大きく異なり、すぐに区別がつきます。ただし、塗装は阪和線用のものなので、0・2500番台以外の223系とも見た目は違います。


車内など

 左上:車内 左下:座席(2列側) 右下:座席(1列側)

 
転換クロスシートですが、定員や立ち席・荷物置きスペースを増やすため、片方の列は1列になっています。シートのモケットは水色で、化粧板や掴み棒などはベージュ系の色でまとめられています。

 荷物棚
理由は不明ですが、各座席には座席番号が振られています。

  車端部
車端部はボックスシートになっていて、ここは両側とも4席が確保されています。トイレはバリアフリーな大型の個室になっていて、向かい側は車いすスペースとして使われています。

 ドア
ドアは窓がかなり大きなもので、上にはLEDの案内表示が付いています。混雑しやすいからか、ドアの横の補助椅子はつけられていません。

 
運転台後ろの窓はかなり大きく作られていて、前をよく見ることができます。2ハンドル式の運転台です。


JR西日本の列車全体の特徴ですが、側面の行先票がかなり大きく、見易さに配慮しています。

サイトのトップへ / 阪和線indexへ