日本駅巡り紀行

公開:2012年1月21日
更新:公開後未更新

103系(JR西)

 

[ 103系 ] JR西日本 使用路線:阪和線・大阪環状線・奈良線など

 103系は国鉄が開発した標準型通勤電車で、山手線・大阪環状線などをはじめとする全国の多くの路線に投入され、国鉄が分割民営化される際にはJR東日本(首都圏・仙石線)、JR東海(中京圏)、JR西日本(関西圏)、JR九州(筑肥線)の各社に引き継がれました。そのうち現在でも103系が運転されているのはJR西日本とJR九州で、特にJR西日本は現在でも多くの路線で103系を使用する大所帯になっています。

 JR西日本は103系を改造によって長く使い続けることにしたため数多くの更新工事が現在までに行われ、外装・内装ともに国鉄時代とは大きく違ったものになっている車両もあります。改造のメニューは車両のよって大きく違い、編成の組み換えや路線間での移動も多いためさまざまなバリエーションが存在しています。


大阪環状線用編成

 大阪駅にて
大阪環状線にはオレンジ色の8両編成が使用されます。「大阪環状線といえば103系」という時期もありましたが、201系によって多くが置き換えられ、現在では大きく数を減らしています。


関西線・奈良線・おおさか東線用編成

 京都駅にて
関西線・奈良線・おおさか東線用にはウグイス色の車両が使用されます。4両編成と6両編成があり、基本的には4両編成が奈良線普通、6両編成が関西線・おおさか東線普通に使用されます。


阪和線用編成

 浅香駅にて
阪和線用のスカイブルーの編成は4両編成と6両編成があり、いずれも各駅停車として運転しています。225系などによって置き換えられたため数を減らしていますが、現在でもかなりの数の103系を見ることができます。


車内

 40N体質改善車

JR西日本の103系は多くの改造が施され、また車両によってそのメニューも違うため、内装にもかなり多くのバリエーションが存在しています。

 

[ 103系 ] JR西日本 使用路線:阪和線・大阪環状線・奈良線など

「日本駅巡り紀行」トップへ