（九州新幹線）-日本駅巡り紀行

日本駅巡り紀行

鹿児島中央駅

[ 鹿児島中央駅　かごしまちゅうおうえき ]　鹿児島県鹿児島市
九州新幹線→　　　川内駅(博多方面)
鹿児島線→　　　広木駅（川内方面）
（日豊線→　　　鹿児島駅（小倉方面））※鹿児島中央～鹿児島間は正式には鹿児島線

　鹿児島中央駅は九州新幹線，JR鹿児島線，指宿枕崎線の駅で，鹿児島県及び鹿児島市の代表駅です。かつては西鹿児島という駅名でしたが，隣の鹿児島駅の周辺よりも当駅の周辺が発達し，さらには新幹線の終点も西鹿児島に設置されることが決まったため，2004年の新幹線開業と同時に鹿児島中央へと駅名が改称されました。そのような経緯もあり，鹿児島線と日豊線それぞれの終点は正式には鹿児島駅ですが，事実上は鹿児島中央駅となっています。

　新幹線の駅は島式ホーム2面4線の線路配置を持つ高架駅で，在来線と直交する位置にあります。駅の南東端はホームを過ぎたところで行き止まりになっており，2014年現在ではこのような構造を持つ新幹線の終点駅は鹿児島中央のみです。また，この先の延伸計画が基本計画新幹線・整備新幹線共にないのも鹿児島中央のみです。

　在来線の駅は単式ホーム・島式ホーム混合の3面6線（うち1線は切欠きホーム）の線路配置を持つ地上駅で，駅舎は在来線に対しては橋上駅舎，新幹線に対しては高架下駅舎となる位置（つまり新幹線と在来線の間の階）にあります。

　
　桜島口（東口）
桜島口は鹿児島中央駅のメインの出入り口で，市街地や鹿児島市電の電停のある側の出入り口です。アミュプラザ鹿児島という商業施設が駅ビルとして建てられており，向かって左の黒い建物が駅出入口の入っているプレミアム館（探訪当時は建設中でしたが，すでに完成しています）で，右の観覧車のあるビルが駅に隣接する本館です。