東名駅は東日本大震災を受けて高台移転した区間にある駅の一つで、単式ホーム1面1線の簡素な無人駅。高台移転地区「野蒜ヶ丘」の人口は野蒜駅周辺よりも当駅周辺のほうが多いが、快速は野蒜駅に停車する。
駅舎
無人駅だが、木造風の駅舎が建っている。待合室しか無いため、横から見ると「薄い」形状。
駅前
駅前広場があるが、バスは乗り入れない。駅周辺は新興住宅地が広がる。
野蒜ヶ丘西部集会場
駅前広場に隣接してコミュニティセンターがある。
旧集落への道
駅の東側には、高台移転前の駅があった東名地区と野蒜ヶ丘を結ぶ道がある。階段を使って駅から最短コースで行けるようになっており、高低差が伺える。
地区案内図
高台移転地区内の駅周辺人口は東名駅のほうが野蒜駅よりも多いことが伺える。
改札
Suica簡易改札機ときっぷ回収箱が設置されている。券売機は待合室内にある。
ホーム 1枚目:あおば通方・2枚目:石巻方
単式ホーム1面1線のホームで、駅舎周辺にのみ上屋がある。
駅名標
2015/08/23(移転再開業から約3ヶ月後)に探訪した際の様子を紹介する。
駅舎
駅設備はすでに移転直後の時点で完成していた。
駅前
駅前広場などのインフラはすでに用意されていたが、建物は1軒も建っていなかった。時間とともに建物と緑が増えたことが分かる。
・駅のデータ
沿革 1931/12/01:開業|2011/03/11:被災し営業を休止する|2015/05/30:現在地に移転し営業再開
駅のある地点:JR仙石線あおば通起点32.2km
・ページのデータ
取材:2019/08/07
公開:2016/08/27
更新:2020/09/13(画像・説明を差し替え)