日本駅巡り紀行
陸前原ノ町駅
陸前原ノ町駅はJR仙石線の駅で、同線の地下区間と地上区間の境界にある駅である。原町はかつて仙台から石巻に向かう石巻街道最初の宿場「原町宿」 が設けられていた交通の要衝で、現在でも仙台市宮城野区役所の置かれる宮城野区の中心である。
相対式ホーム2面2線の線路配置を持つ地下駅で、駅の東側に仙台トンネルの出入口がある。地上駅時代は電車区の置かれていた仙石線の運転上の主要駅
であった。
駅舎（北口）
地下駅ながらも土被りが浅いため駅舎は地上にある。駅舎は線路に蓋をするように東西に延びており、出入口は南北にある。
北口駅前
北口が駅の表側で、駅前ロータリーがある。ロータリーに隣接して宮城野区役所が建っている。
左：南口 右：南口駅前
南口側は徒歩でしかアクセスできず、図書館などの文化施設がある。
駅舎内部
駅舎内部は開放的なドーム屋根で、広々としている。
ホーム 左：あおば通方面を望む 右：石巻方面を望む
相対式ホーム2面2線の線路配置で、土被りが浅く柱が少ないこともあって他の地下駅とは印象が異なる。
左：あおば通方を望む 右：石巻方を望む
当駅のあおば通方には仙台トンネルの地下区間が続く。石巻方すぐには仙台トンネルの出口が見える（ちなみに、トンネルを出てすぐに仙石線をまたいでいるの
は東北線貨物支線の跨線橋である）。
駅名標
・駅のデータ
沿革 1925（T14）年6月5日：開業
駅のある地点：仙石線あおば通起点km
・ページのデータ
取材：2015年8月22日
公開：2016年1月10日
更新：公開後未更新