日本駅巡り紀行

取材:2010年9月19日
公開:2011年3月19日
更新:公開後未更新

府中本町駅

 [府中本町駅 ふちゅうほんまちえき Fuchu-hommachi station] 東京都府中市

 府中本町駅はJR武蔵野線、南武線の駅で、当駅を通るすべての武蔵野線の旅客列車(一部臨時列車除く)の始終着駅です。駅のすぐ近くには東京競馬場(府中競馬場)などの競技場があるため、それらへの乗客用の臨時改札なども設定されています。

 南武線と武蔵野線(当駅以南は貨物専用)が交差する形で接続しているため、立川、西船橋方では南部線上り線が、川崎、鶴見方では武蔵野線が地下にもぐります。駅構造が貨物列車を優先したものであることもあって乗換の便にはすぐれない駅で、両線間を乗り継ぐ際には一旦コンコースに出る必要があります。


駅舎は跨線橋上に乗っかる構造で、出入口やロータリーも跨線橋上にあります。


改札はこの程度の規模で、一般の利用客はそれほどいるわけではないことがうかがえます。


それとは別に東京競馬場方面に向かう臨時改札が駅舎の東側にあり、こちらはかなりの広さです。

 
競馬場へは通路が続きます。また、競馬場への臨時口ながらも競馬場の反対側2は外への出入口もあります。


地上にある武蔵野線と南武線立川方面のホームです。南武線の相対式ホームが武蔵野線の島式ホームを挟む構造になっていて、武蔵野線の外側には貨物線もとおっています。


川崎、鶴見方を臨みます。
また、武蔵野線は島式ホームでそのまま折り返しても問題はないのにすべての列車がいったん引き上げ線に引き上げて折り返します。

 
上の写真にも写っているように南武線川崎方面ホームのみ他より低いところの川崎寄りにあり、一部は武蔵野線をくぐるためのトンネルにかかっています。トンネル内のホーム脇にはもう1線線路が敷けるスペースがあります。

 
駅名標です。


駅では武蔵野線、南武線のそれぞれ205系同士の下り列車が並ぶことがあります。

終点

南多摩駅 

南武線 

分倍河原駅 

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