日本駅巡り紀行

取材:2010年8月4日
公開:2011年6月19日
更新:公開後未更新

長野駅(長野電鉄)

 [長野駅(長野電鉄) ながのえき Nagano station(Nagaden)]

 長野駅は長野電鉄長野線の起点駅で、JR信越線や北陸新幹線との乗換駅です。

 地方私鉄には珍しい地下のターミナル駅で、頭端式2面3線のホームが地下2階に、改札や待合室などが地下1階にあります。長野駅前だけではなくながの東急百貨店の前などにも出入口があり、便利な構造です。
 もともとは地上にあった島式ホーム1面2線(のちに相対式ホーム2面2線)の駅で国鉄との連絡線などもありましたが、1981年の立体交差化の際に地下化され、現在のような形になりました。

 JR長野駅善光寺口より
JR長野駅の駅前にある出入口で、おそらく最も利用客は多いと思われます。JRの駅との間に屋根などはなく、雨に濡れずに両駅間は行き来できません。


ながの東急百貨店の目の前にある出入口です。広告が多いのを除くと東京や大阪の地下鉄の駅と変わらない外観です。


出入口の前には長野県内最大の百貨店、ながの東急百貨店があります。


もう一つの出入口は長野駅と道路を挟んで向かい側にあり、本当に地下鉄の出口のような雰囲気です。


地下1階の改札外のスペースはこのように広い空間になっていて、待合室としての機能も持っています。


この空間は長野駅の東西連絡地下道にも接続していて、JR長野駅の東側にも出られます。

 
改札は有人改札で、このような大きい駅でも列車別改札を採用しています。改札のわきには有人の出札窓口があり、定期券やフリー切符も買えます。


ホームは改札より1フロア下ったところにあります。櫛形2面3線のホームで、中央の2番線は乗降を分離できる構造です。

 ホームから改札口
ホームと改札との間はこのように階段でつながっていて、なぜ同一のフロアにしなかったのか気になる構造です。


駅名標です。

起点 

長野電鉄長野線 

市役所前駅 

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