日本駅巡り紀行

銚子電気鉄道-デハ2 0 0 0 、クハ2 5 0 0 形

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デハ2000形、クハ2500形は銚子電鉄が保有している車両で、2010年7月から営業を開始しました。
国土交通省から是正勧告を受けていたデハ700/800形を置き換えるため導入された車両で、元の計画では京王3000系を種車に2両×4編成導入する予定でしたが、電圧降下などの改造に大きく金がかかると分かったので諦め、急遽同じく元京王ですが一度伊予鉄道に渡りすでに電圧降下されている800系(旧京王2000系)を2両×2編成譲り受けることにしました(この伊予鉄道800系は銚子電鉄が導入予定だった京王3000系に置き換えられた編成だったりします)。車体はデハ2001+クハ2501が京王時代を彷彿させる緑色、デハ2002+クハ2503はIEONのラッピングカーとしています。
車庫で見ましたがもう地方私鉄でさえもお役御免になった車両なのに銚子電鉄にあっては新車らしさを漂わせていました。やはりこれは良くも悪くも銚子電鉄パワーでしょう。これからは1000形とともにがんばってほしいものです。

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まずこちらは笠上黒生の留置線に居た編成です。
もう一方の編成が仲ノ町車庫で工事中だったためここでしばらく休んでいたようです。
左の車両は外川方の車両(クハ2502)で、伊予鉄道時代はクハ850系と名乗っていました。
そして右は銚子方の車両(デハ2002)で、伊予鉄道時代はモハ820系を名乗っていました。
前面形状が異なるのはモハ820が京王時代からの顔で、クハ850は伊予鉄道が新しくつけた顔だからです。
現在この編成は白く塗られIEONのラッピング車になっています。

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こちらはそのときまさに仲ノ町で整備を受けていた編成で、こちら側の車両はデハ2001となったようです。

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モハ2001はいろいろいじられている最中でした。車内にはモケットが積まれています。
ちなみにこの編成は緑色となります。このままいくと銚子電鉄カラー(赤+茶色)は全廃してしまいそうです。

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クハ2501はまだ塗装剥がし中でした。また、台車が相次いで車庫に搬入されていました。

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